平成30年度版の「能力開発基本調査」を見て、驚いた箇所がある。
上司等からの指導やアドバイスに、「役に立った」という人が51.9%、「どちらかというと役に立った」という人が41.1%おり、なんと、肯定的意見が93.0%を占めている。
なぜ驚いたかといえば、現在、上司は、部下の個性を尊重し、また、パワハラなどをおそれ、指導、アドバイスというよりは、意見を言っているような気がしてならないからだ。
また、部下は指導やアドバイスを「うるさく思うだろう」と考えている。
しかし、この調査結果は、やはり、指導やアドバイスを受けるほうは、有難いということを示している。
なぜだろう?
それには、経験の差があると思う。
経験がないと、仕事の進め方や対処の仕方がわからない。
そんなとき、経験を持つ人の指導やアドバイスは有難いのだ。
上司は、もっと自信を持って、部下に指導やアドバイスを送っていいことを、この調査は示している。
また、部下のほうから考えれば、うまく指導やアドバイスをもらうことが重要だ。
その際、「アドバイスをお願いします」という言葉は非常に効果的な言葉だと思う。
出所:厚生労働省 平成30年度版「能力開発基本調査」
参考:「『アドバイスをお願いします』と言われると、なぜ嬉しくなるのか」
(拙著『「出世しぐさ」のすすめ』から)
詳細はHPブログに掲載しています。
https//shinyuri-souken.com/?p=55192
(タイトル「部下はアドバイスを求めている!」)
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