ビジネスマンやビジネスウーマンにとって、人間関係は重い。
人間関係に悩み、会社をやめる人は多いはずだ。
だが、逆に考えると、人間関係は会社に残る理由になるのだろうか?
人間関係はたしかに会社をやめる要因となるが、人間関係がよいと、会社に残り続けるのだろうか。
なにか、会社をやめる理由と会社に残る理由は違うような気がする。
じつは、「動機づけ-衛生理論」で有名なハーズバーグの著書『仕事と人間性』のなかで、ある実証研究が紹介されている。
(フリードライダーとウォルトンの研究)
その結果、組織にとどまる理由は、去る理由とは異なることがわかった。
たぶん、こういうことなのだろう。
人間関係がよいと、会社をやめたいとは思わない。
だが、それは、そのときの抑止効果である。
人間関係は環境だから、よくも悪くもなったりする。
また組織では人の入れ替わりも頻繁に起きる。
つまり、人間関係を基軸にして考えている限り、会社をやめる、やめないの間を行ったり来たりすることになるということだ。
会社に残る理由は、人間関係とは違った次元で存在するのだ。
それは仕事の中身ではないだろうか。
いまの仕事に達成の喜びがあるか、それに対する承認があるか、いまの仕事を続けていくことで自分は成長できるか
といったことが中心になると思う。
じつは、このことが、ハーズバーグがいう「動機づけ要因」なのである。
このことにつき、HPで詳細記事を書いていますので、参考にしてください。
https://shinyuri-souken.com/?p=63583
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