デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

やがて来る春に 太陽の光を浴び薔薇の花を咲かせることを

2019-03-04 08:59:03 | 人生の棚卸し
自ら ひとり朽ちる・・・と記され
「入院します」から やがて「入院先が見つかりません」
そして 「壁を伝い 床をはっています」 と記されて既に一週間・・・


みなさん誰もがご存知の「The Rose」。
多くのシンガーにカヴァーされている中で
のびやかな高い声質を低くおさえた
そんなジュディ・コリンズの「The Rose」が心を揺さぶります。


    

  誰かが 愛は 川だと言う かよわい葦さえはかなく沈めてしまうと・・・
  愛は 刃であり それはやがて魂をも切り裂くだろうと・・・
  愛は 飢えであり それは終わりなき心のうずきなのだと・・・
  でも私は言いたい 愛は 花だと・・・ そしてあなたは そのただ一つの種だと・・・

  心が傷つくことを恐れては いきいきと躍動できない
  夢から目覚めることを恐れては どんなチャンスも掴めない
  誰かに奪われないかと気にやめば 与えることさえ出来なくなってしまう
  そして 死を恐れる魂は 生きることについて何ひとつ学べなくなる

  あまりにも孤独な夜 あまりにも長い人生の道のりに
  運の強い者 強者だけが愛を得られると考えてしまう
  でも思いおこしてほしい 冬に降り積む雪の下はるか深く横たわる種は
  やがて来る春に 太陽の光を浴び薔薇の花を咲かせることを
  やがて来る春に 太陽の光を浴び薔薇の花を咲かせることを


       Judy Collins 「The Rose」


  【補遺】… 2023.3.9 記
      フェリシアさんが旅立って早や4年。
      前年夏に初めてお目にかかった時のことがしきりに思い出されます。
      それでも いつか私の記憶からも彼女は薄れ
      いつか私の旅立ちをもって消え去ってしまう…そう遠い将来の話ではなく。