なぜか始まった韓国暮らし

韓国の長期滞在できるビザを持っている外国人が2020年6月1日以降に韓国を出た後、戻ってきて再入国するとき、再入国許可証が必要になっています。
当初は窓口だけでの手続きでしたが、6月下旬からネットでの申請もできるようになりました
韓国ではネットでの電子申請は Hi, Korea でできるのですが、再入国許可証の申請もそこで可能です。
(表示言語として英語を選べますが、韓国語での場合で説明します。)

まずは、Hi, Korea に接続し、ログインします。
(会員加入が必要ですが、最後に簡単に説明します。)

Hi, Korea のトップページですね。

再入国許可証の申請のためには、画像の上側の丸で囲んだ「민원신청」(請願申込)をクリックします。

電子申請可能な項目のリストが並びます。

下のほうに、재입국허가(단수) (再入国許可(シングル) ) がありますので、それをクリックします。

必要な提出書類や手数料、処理過程などの説明が表示されます。
なお、トップページの画像の下側の丸で囲んだほうをクリックすると、この画面が直接表示されます。

画面の下のほうへスクロールすると、同意のチェックボタンがあるのでチェックして、「次へ」(다음)のボタンをクリックします。


ログインしないとこれらの画面に入れないのですが、会員加入時に登録した情報が埋められて表示されています。
入力の必要な項目は赤い＊マークが付いてます。
再入国申請期間は最大1年間です。出国予定日と再入国予定日はその範囲内ですね。
申請事項は、再入国許可(シングル)の一般かそうでないかを選択します。一般ではないほうは、短期の出張や海外の学会など、再入国前に現地の病院で診断書を貰ってくるのが困難な場合に該当します。
(短期の場合は、日数によるかもわかりませんが、診断免除に関する申請になるようです。韓国出国前に診断する必要はあるのかもしれませんね。)

必要な証明資料(필요증빙서류) は次になります。
(申請のページからリンクされてないのですよね...)
・再入国許可申請事由書 (재입국허가신청사유서)
・再入国前の診断および診断書の提出同意書 (재입국 전 진단 및 진단서 제출 동의서)

これらのPDFを直接編集するか、印刷して手書きで記入したものをスキャンしたものを申請のページからアップロードするようにします。
なお、申請事項が一般ではない場合には、別途、それを説明する文書が必要です。

最後に、一番下の申請(신청)ボタンを押して、申請は終了です。
その後、内容の審査などに2～3日かかった後、発行されれば連絡が来るので、Hi, Koreaのマイページ(마이페이지) からダウンロードできるようになります。
また、審査状況も、マイページ(마이페이지) の中の電子請願申請現況(전자민원 신청현황)で確認することもできます。


会員加入ですが、トップページの会員加入(회원가입)をクリックすると、次のページが表示されます。

ここで、外国人登録番号(외국인등록번호)と氏名(성명)を入力し、入力確認(입력확인)へ表示されている画像の数字を入力します。
下にサンプル表示(견본보기)とありますが、あまり関係ないですね。
この後、確認ボタンを押して表示されるページで、会員IDの作成とパスワードの設定、連絡先の電話番号とメールアドレスを入力します。
(すみません、一旦会員加入してしまうと、この画面を見れなくなってしまってましたので、画像がありません。)
入力したメールアドレスに、確認用のURLがメールで送られてくるので、それをクリックすれば終わりです。(このメールが届くには少し時間がかかりました。)


再入国許可のネット申請ができるようになるという話だったので、実際の手続き方法について調べてみました。
窓口での手続きだと、私としてはちょっとそこまでの距離があるので、ネットでできるのであれば楽ですね。ただ、2～3日かかるので、急ぎのときは窓口ですね。
電子申請で必要な書類の電子ファイルがリンクされていないというのは、韓国らしかったですね。ネットで調べれば出てきましたが。
これらが急に必要になるときがなければいいのですが、本当に必要になったときに慌てて調べる前に、わかっておくのは大事ですよね
(以前のように制約なく一時帰国ができるようになるのは、いつになるのでしょうね...)