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たいせつなもの。すきなこと。

マイケル・ケンナ写真展 再び。

2019-01-24 | 展覧会・アート のこと



恵比寿で打合せがあったので、早目に行って
二度目のマイケル・ケンナ展へ寄り道。

写真はもちろんのことだけれど、上映されている撮影ドキュメンタリーがまた観たくて。

前回そのドキュメンタリーをみて、マイケル・ケンナ氏の撮影の姿勢にいたく感銘を受けた。

写真は、物語だ。

今回も涙が溢れそうになって困った。

肖像写真家として
一本の木に向き合う姿がなんとも美しい。

尊厳のあるこの木を「彼女」と呼んで敬意をはらう。

このドキュメンタリーを目にする前に、
たくさんの写真展示の中で、この木の写真に惹かれてしばらく立ち止まっていた。

そして、
美しい女性みたいな木だなぁ。。。

と漠然と感じて眺めていたので、実はドキュメンタリーを観て驚いた。

やっぱり「女性」として
あの木の肖像写真を撮っていらしたんだ。。。

こころをニュートラルにして直観だけで芸術に向き合うって大事。

知ることに遅すぎることなどない。

この冬、写真家マイケル・ケンナを知ることができたことに感謝したい。



マイケル・ケンナ


東京都写真美術館
「マイケル・ケンナ写真展」
2019年1月27日まで


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