陰に咲く3月26日 鈴鹿 / 霊仙山から今畑へ下る 快晴 一方、西南尾根の北西斜面は、やや湿気を帯びた灌木帯である。その斜面を這うようにして陽が射し込んでいた。地面から直立した福寿草の、花びらだけが、その陽の中に浮かんでいる。