仏に楠3月29日 六甲 / 摩耶山 青谷を下る 妙光院 晴 青谷道を下り、住宅街にはいってすぐの寺に、「市民の森 くすのき、いちょう」という看板が立っていた。境内の階段を上がってゆくと、正面に巨大な馬頭観音が現れ、その背後に、観音像の光背の延長のようにして楠の巨樹が聳えていた。巨樹のたぎるような生命力と、仏の憤怒の表情とが相まって、なかなか迫力のある景観だった。