ランドセル製造メーカーですが学生鞄も造ります|在庫状況|革サンプル| | シンプルな牛革ランドセルを東大阪で作っています。

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ランドセル製造メーカーですが学生鞄も作ったりします(学校指定ですが) この鞄は和歌山のとある私立学校依頼の指定鞄で毎年200~250本程造ります。

 

↑ランドセルの時も紹介しましたが、牛革の半裁、納品の直後です。



↑【牛革の拡大】

名称はヌメ革です。

細かな模様が見えると思いますが、

要するに型押しの牛革です。


 

↑を、これらの抜型で裁断します。
ちなみに上写真一番右の抜型は鞄のマチ部です。
 

↓主要パーツは4種類です。

 

↑完成製品でのご紹介ですが、

◆鞄側面部のマチ箇所

◆ファスナー部分の天チャックマチの箇所

◆持ち手箇所

 

◆そして学生鞄の主役パーツである・・

 

 

 

↑裁断直後の胴(どう)です。

もちろん2枚いります。【以上で4箇所です】




↑【持ち手箇所の分解画像】


下から

■ヌメ革持ち手パーツの表

■裏側

■内蔵ロープ(10mm)

■ロープを皮で包み巻いた縫製前の持ち手です。


※ヌメ革だけでは強度に欠け

堅めの革なので持つとやや角が立つので

強くて切れにくくかつクッション性も兼ね備えている

ロープが一番持ち手箇所内部素材としては適しており

昔ながらの製造方法でもあります。

 


↑250本分以上一気にミシンをかけていく訳ですので

縫製し終わるとこんな光景になります。



↑先ほどの胴箇所ヌメ革本体に持ち手を取り付けた状態です。




↑【持ち手を取り付けた胴箇所に補強素材として貼りあわせるタフテル】

3方の黒い柱は・・


 

↑ベルポーレンという弾力のあるプラスチック素材です。
これもまぁ補強の為ですね。

 

 

 

 

↑天マチ箇所(ファスナー箇所)で
補強したタフテルを2枚胴本体の土台として貼り付けまして





↑学生鞄の形になってきましたにひひ

 

◆最後に上半製品に足らない部分のマチ箇所ですが、

学生鞄のマチ箇所は持ち手と同様に

強度の求められる箇所ですので

マチの裏側(完成学生鞄の内側)も補強せねばなりません↓



↑マチの裏側と貼りあわせるパーツです。

↑【拡大】

 

↑【更に拡大】タフテルに帯鉄(おびてつ)を乗せて補強します。

 



↑【マチの裏側】
マチヌメ革本体の裏(完成学生鞄の内側)に

貼り付けてマチの完成。

(帯鉄が内蔵されています)


 

という訳で、今回は学生鞄の構造と縫製光景をご紹介いたしました。【以上】

※学生鞄の小売販売はしておりません。

 

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