歴史人 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

わしの愛読書「歴史人」

地歴の教員免許を持ってるくらい日本史好きのかものはし。
高校時代も他の教科はともかく、日本史だけは負けませんでした。
一応、進学校に通っておったが、他の教科はそんなに目立つ成績じゃなかった。
国語がたまにトップ50で張り出された紙に名前が載るくらい。
数学なんてアンダー50が張り出されておったら、常連だったレベルである。
そんな中で、日本史だけは常に1位争いを繰り広げておりました。
 
そんなわしの愛読書がこの「歴史人」
割と読みやすい上に、たまに変わった視点のテーマで取り上げてきます。
そして今回の「敗者の日本史」
判官びいきのわし好みのテーマである。
例えば明智光秀、石田三成、今川義元、奥州藤原などなど、メジャーな敗者もだが、葛城氏、平郡氏、大友氏、秦氏、物部氏、曽我氏、長屋王…もうこのあたり、面白すぎだわ。
意外と好きなのが古代や藤原氏。
近代の半端なところを大河でやるなら、この辺りを大河ドラマでして欲しいくらいである。
藤原家の政争だとか物部vs蘇我の頃の勢力争いとか、ドロドロしてて面白いと思うんだがのぉ。
 
さて、この本を買うもう一つの理由が、じぃじホイホイ
義父が結構歴史が好きのようである。
なので、義父が来るときに、義父が座るであろう場所のそばにこの本を置いておくと、読んでいくようである。
まただいたい興味のあるポイントが似てるらしく、わしが気に入った巻の時は間違いなく手に取って読んでおります。
今日も義父母が我が家へ来たようなのだが、置いておいたら案の定、手に取ったらしく
 
「読み終わったら貸してくれ」
 
ということでした。
うむ、完璧じゃ。わしの計算通り。
じぃじホイホイにかかったようである。
むしろ早々にお貸しして、ちょっと尼子遺臣の亀井氏の話とかで盛り上がったみたいものである。
 
そういえばどこの番組だっけな。山城特集の一発目が月山富田城でした。
どうした、尼子がそろそろブレイクするのか?
大河ドラマがいよいよ島根にやってくるのか?
尼子経久でも塩冶高貞でも出雲阿国でもスサノオでも大国主でも何でもいいから、島根から竹下登以来の首相を輩出して合区解消をするとともに、島根に大河ドラマを呼んでくれんかのぉ。安倍首相の「花燃ゆ」みたいに。