4月3日


明日は休みなので、やっとお出かけものの日記が
書ける時間ができました。


トークものと違って実在するものだから、
調べなきゃならなかったりで時間がかかるので。


今は高速中央環状線の開通により
周辺は近代化された面白みのない

風景の山手通りですが、
その道に並行して、椎名町から流れてきた

今は暗渠の緑道になってる「旧谷端川」があります。
それと池袋西口の就労支援センターに

通っていた時ウォーキングの時間に
近くの図書館に行くと気になっていた、

謎の暗渠道と昭和テイストの街並み。
その2つの「気になる」で下板橋までを歩いてみました。


もうかなり前のような気がするセンターを
通り越して、まずは暗渠道の起点を探しました。


図書館へ行く道の脇を意味のない
人が一人歩ける道。

たどって行くと、図書館への道路とは離れて、
家の裏側を通り、路地に出たとこで終わっていました。


ここが始まり?
それらしい崖などありませんが、

出てきたあたりが周りに比べて
低くなっていました。


おそらくこのあたりは沼地か
湿地だったと推定。

そういうことにしておきましょう。
目的は起点を見つけることなので。


暗渠道を再び戻って図書館の前へ。
裏には公園があり、古いモルタル家屋が並んでました。


そこから山手通りに向かって行く道が、
「ここは池袋西口か?」という

昭和テイストの街並みが谷端川へ下っています。
特に目立つ何かがあるわけではありませんが、

ノスタルジックな「池袋らしくなさ」が惹かれます。



高松ICと日本最長道路トンネルの
「山手トンネル」に向かって下る高架の手前から

暗渠の「谷端川緑道」に入ります。
椎名町方面と違って板橋側の下流は

整理されてマンション化されてる場所が
少なく雑然とした古い家や路地が残ってます。



山手通り側はマンションやビルの建ち並ぶ
都市の幹線道路、その裏側には

昭和テイスト満載のも木造家屋や
廃墟になった建物。このギャップが面白さでしょう。





地平ではR254と交差、高架は高速5号線と合流する
交差点を過ぎると歩道は「谷端川児童遊園」という

公園緑道に変わり風景も明るくなります。



山手通りと離れて下板橋駅前までの間は
遊歩道っぽくなりますが、

廃業したっぽいトタンの町工場跡や
古アパートを見かけます。





歩道の終わる下板橋駅前に最後の見どころ、
「水のない川」にかかる橋梁が。


去年来た時よりも埋められていて、
西武新宿線の井荻あたりの橋梁ほど

はっきりしませんが橋になってるのがわかります。
その時には、線路を越えた暗渠部は自転車置き場なのは

変わりませんが、東上線に沿ってあった、
「電車が見える公園」が潰されていて、

全方位型のマンションになっていました。
 平屋建ての下板橋駅です。


ところで東武東上線の池袋ー成増間は
各停より成増まで止まらない優等列車の本数が多いです。

天気もよく緑道には花が咲いていて、
気持ちよく歩くことができました。


こういう時じゃなきゃまず乗らない各停で、
これまた小駅の下赤塚に移動。

お品書き・2を目指しました。
 街道歩きは未完になってしまいました。


切り出した写真が何枚も消えてる。