よく耳にする
PDCA(ピーディーシーエー)サイクル。
これは、
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
を繰り返すことによって、
改善を加えていく管理手法。
経営そのものにおいても、この手法を使っていきます。
その際 Plan(計画)に当たるのが、
いわゆる「仮説」です。
私も、若い時分 本で「仮説」と見かけ、
辞書で調べてみても、いまいち よくわからなかったことを
思い出します。
この経営における仮説とは
「多分 こうちゃうかなー」ということ。
その時点において、答えと思われること。
経営においては、算数とちがって
一つの正解というのがありませんから。
例えば、飲食店において
予定通りの集客ができないときの仮説。
「値段が高いことが原因かな。
多分 均一の安い料金にしたらいいんじゃないかなー」と
仮説を立てます。
そして
その通りに実行。
すると、若干は増えたものの
まだまだ集客できないという評価。
であるなら、改善事項を検討
そして、ふたたび、
仮説。
「多分、営業時間を変えたらいいんじゃないのかなー」
そして実行、評価、改善。
ふたたび仮説。
一つの答えのない経営は、この繰り返し。