みなさん、こんにちは!!
戸建売却職人の「田中 太郎」です。
今日は「住宅の消耗部材を標準化へ」について書いて行きます。
私が駆け出しの営業マンの頃、某大手ハウスメーカーの中古住宅の売却のお手伝いをさせて頂いた時の事です。
住宅の消耗部品交換をと思い、地元の工務店に工事の依頼をした時の事です。
現場調査をしてもらった後に言われた言葉が、「この工事はうちでは出来ないかもしれない」と・・・・・。
実際工事内容はほぼ素人の私でも差ほど難しくないと思ったので、その真意を聞いてみました。
するとその答えは、その某ハウスメーカーの部材は、取引が無い工務店等には売らない等、意地悪をされるとのことでした。
そこで感じたのが、その某ハウスメーカーのリフォーム工事等は、取引のある関係業者だけが工事を行なえるような仕組みをつくり、他の工務店等に入る余地を与えないといったことを行なっているのだと。
結果的にその家は、その某ハウスメーカ-の部材を使わず、全く別の部材にて対応することになりました。
その後、私は大手ハウスメーカーで新築を検討されていた方を口説き、何人もの方を地元の工務店等で建てる様に仕向けた時期もありました。
その時の口説き文句は、建物は建てたら終わりではない事を伝え、大手ハウスメーカーは一般の工務店等と部材と互換性が無い為、将来に渡り高い工事代が掛かるのだと・・・・・。
このお話をすると、当時ほとんどの方が大手ハウスメーカーの建物を諦めてくれました。
(若気の至りとはいえ、購入者の将来を考えていたとご理解下さい。)
しかし最近は住宅の長寿命化、災害でも早期復旧等を考え、建材や設備の消耗部材を標準化しようとする動きがあり、そこを目指している団体があります。
その団体は、住宅、建材、住設機器の各メーカーなど104社が加盟する「長期使用住宅部材標準化推進協議会」です。
住宅は建てたら終わりでなく、住み続けていくにはメンテナンスをして行かなければなりません。
しかしその部材が高価であり、費用対効果が得られないのであれば建替える事になり、中古住宅市場は育ちません。
共通部品、標準化することで将来のメンテナンスコストを下げる事ができ、住宅メーカーも地域工務店も隔たりなく、施主の立場に立った環境整備が出来ることになり、結果的に中古住宅市場が盛りあがってくるのだと思います。
この取り組みはとても理に叶っており、素晴らしい取り組みだと思います。
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