証券口座開設数が前年比2倍に増えている! | くらしとお金の学校

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早いものでお彼岸をすぎたら10月で今年も残り3か月あまりとなった。

 

今年は本当に色々異例ずくめの一年になろうとしている。

 

楽天証券によると、2020年2月の新規口座開設数が10万5940口座、2020年3月の口座開設数が16万4011口座にのぼり楽天証券始まって以来2か月連続で歴代最多数となったと報じている。

 

コロナ渦で給与収入に不安を覚えた個人が3月の相場急落もあって続々と証券口座を開設する動きだろう。

 

老後資金2000万問題とイデコやつみたてNISAなどの節税メリットをうたわれて、いったいいくらどこに何に投資するかも決められないままとりあえず証券口座を開設したという方が私の所にも相談に見えている。

 

漠然と将来への不安。これが後押ししていると思われるがここで間違っていけないのは生活しながらの投資は決して投機になってはいけない。毎月の収支・安定資金・使う予定のお金については投資にあてることはできない。

 

基本はやはり「長期」「分散」「継続」なのだ。継続する為には手をつけなくても生活できるということで無理は禁物である。

 

投資を難しく考える必要はないのだが、円の積立定期預金でもないので元本に変動があるのでそれなりに投資先や投資金額・期間などはどれ位配分するか自分なりの心づもりが必要だと思う。

 

私自身も投資歴は20代から始めているが失敗や成功を繰り返しながら継続している。そして相談に見えられた方には資産運用スタートブックをお渡しして運用先のイメージをつくように説明している。

 

興味はないと思わずにスマホと同じように必須アイテムとして運用の選択肢を見つけてほしいと思う。

 

出典:大島隆美氏のホームページ

執筆者:大島隆美

NPO法人くらしとお金の学校会員。AFP・証券外務員1種、2種・住宅ローンアドバイザー国内大手都市銀行にてフィナンシャルコンサルタント職に従事。幸せな人生を送る為には 「栄養のバランス 心のバランス  そしてお金のバランス」が大切です。お客様の悩みに寄り添い、安心感のあるコンサルティングを心掛けています。