KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

楽しいどうぶつ百科

 「楽しいどうぶつ百科」というのはいわゆるミニ番組というもので、昭和54年から57年まで、夕方の5時25分にTBSで放送されていた。ちょうど私が小学校にあがるころになりますね。

 

 


楽しいどうぶつ百科ー13 東京シネマ新社制作

  ナレーションが久米宏さんで、もうこのころはすでに「ザ・ベストテン」や「ぴったしカンカン」それに「料理天国」に出ていて、TBSのアナウンサーとしてさいごの大活躍のころでした。語り口が軽妙洒脱ですね。

 

 私自身も、そういやこんな番組あったなあと頭のかたすみに残っているぐらいの認知度だったのですが、いま思うと、民放でこういう子どもむけの教養番組ってなくなったなあと、なつかしく感じます。

 

 動物をテーマにしたバラエティー番組はありますけど、タレントとどっちが主役なのかわかんなくなっちゃう。いまのテレビがくだらないといわれるのは、案外こういうところなのかもしれません。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。