中1長男の成績は、ほとんどの科目で平均点に届かなかった。
この結果を受けて、けろっとして、何の奮起も無ければ、次の手を打とうか思っていたが…
こちらの予想以上に、本人は、悔しがっていた。
「授業を完壁に聞く！！
計画性に乏しく、滅茶苦茶なプロセスだったが、終盤は 不器用なりに 畳み掛け、気合いとギアを入れていた。
それでも、やはり普段の一日一日を雑に過ごしていたのが祟った。
この悔しい気持ちを風化させぬように、ということらしく、机に、何やら 決意表明らしきものを記していた。
「授業を完壁に聞く！！
復習まで完壁にする！！」
完「壁」（かんかべ）となってしまい、この時点で、完「璧」（かんぺき）になれない壁があるのだが、
決意表明してから2日目、自分のiPhoneを隔離し、いつもより 芯の入った学習姿勢と熱意が、ひしひしと伝わってきた。
続くか分からないが、せっかく 生まれた 革新の推進力…
脱皮の瞬間と信じ、余計な口出しは控え、見守りたい。
後半に強い男の、大きな収穫の秋 で有りますように。
これにて、中1前期末 終了。
いつの間にか、中高一貫6年の、12分の1が終了。
早い…