クリザール社で切り花栄養剤についてお勉強 | オランダより☆花&テーブル Cija シージャ

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フラワー&テーブル Cija シージャ です

 

おはようございます!

先日の記事の続き、素敵なNaardenを訪れたのはクリザール社にて切り花栄養剤の勉強のためでした。

 

 

クリザール社は、かつてはポコン&クリザールという名前で知られていましたが

現在は名称が変わり、日本にも生産拠点があります。本社はオランダ、世界的に知られている企業です。

 

実はここを訪れたのは初めてではなく、3回目。

前2回はリサーチセンターを見学させていただいたり、通訳業務のためでしたが、今回はがっつり勉強です。鉛筆

 

 

まずはセミナー室で担当者からしっかりと講義です。

 

切り花は生産者のところで収穫されたその瞬間から命を縮めはじめます。

その花の命を少しでも長く、高い品質を保つために様々な工夫や条件が必要となるのですが、それらをひとつひとつパワーポイントでとても分かりやすく説明してくださいました。

 

生産者は花を生産し高い品質で売るために

花屋さんオーナーは少しでも質の良い花を小売りするために

フラワーデザイナーや教室オーナーは、花作品のモチを長く保つために。

 

適切な下処理は?

花の種類による違いは?

花の病気の原因は?

 

興味深い講義でものすごく盛り上がりました。何より花への愛情が凄い!!そして当然ですがプロですので話が分かりやすく、ポイントが明確。質問にもよどみない的確な答えが返ってきます。

 

 

途中、こんな新製品の紹介も!ナニナニ~?!どうやって使うの~?

 

 

 

栄養剤につけたスポンジで切り花の周りを包み、

 

 

このパッケージでくるんでそのままプレゼントしたり、持ち運びしたりできるというもの。ぽってりフラワー

手軽に花に栄養を与えつつ運搬が出来て嬉しいですね!

 

 

これら切り花の取り扱いについて正しい知識を持ち適切な処理を施すことは、花を扱う職業人としてとても大切なことです。

 

オランダの花ディプロマの中にはDFA2という理論試験に合格して取得できるディプロマがあります。

この切り花の取り扱いを始めとする専門知識も必須の項目となっています!

 

 

しっかりと講義を受けた後は、リサーチセンターへ。

非常に細かく様々な条件のもと、切り花の様子の違いをチェック、分析、リサーチしている場所で、エキスパートによる説明がありました。

 

このエキスパートのお姉さんも非常~に分かりやすい説明で頼もしかった~~~!プロとはこういうものだわな~とここでも感心しました。

 

 

温度や湿度も一定に保たれている、いつ来ても興味深いところです。!!

 

そしてその後は写真撮影はNGなプロダクションエリアを見学。規模が大きくとても面白かった!!

 

今回は  EFDA(ヨーロピアン・フローラルデザイン・アカデミー)のDFA2コースに参加するために中国から15名の人々が来られていました。

そこに私も参加させていただいたという訳です。

 

別の日には、ガラスのプロダクションの勉強のためにガラスの街・Leerdamを訪れましたが、そこは私がガイド担当として中国からの皆さんをご案内。

 

その日もとても楽しかったのでまたブログにもアップしますね~。 

 

それでは本日も佳い一日を!!

 

 

 

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