ガラス作りの工程を見学☆Leerdamにて | オランダより☆花&テーブル Cija シージャ

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~テーブルから広がる幸せを未来へつなげる~

 

一輪の花、一本のキャンドルから

花のある暮らしの豊かさを伝えたい

フラワー&テーブル Cija シージャ です

 

こんにちは~!

オランダ南部は秋休み真っ最中です。

 

先日の続き、今日はガラスの街として有名なLeerdamをガイドした時の様子をご紹介します。

ガイドした方々はオランダの花ディプロマ(理論編 DFA2)のコース受講に中国から来られた方々15名。

 

DFA2ディプロマを学ぶ上で欠かせない専門知識。

フローリストとしてブーケやフラワーアレンジメントを作るだけではなく、お客様に花にまつわる様々なアドバイスをすることは必須です。

 

花を入れるのに欠かせない花器の素材には、陶磁器やガラス、プラスチックなどありますが、それらの特徴や取り扱いの知識もこれまたプロとして必ず知っておかなくてはなりません。

 

オランダの花ディプロマの特徴のひとつに、徹底的にフローリストの現場に沿ったところを出発点にしているというのが挙げられます。

 

ですので、ディプロマ取得のための勉強が即、フローリストとしてのチカラになります。


 

 

私にとって嬉しいことに、テーブルコーディネートの世界でも、食卓上で使われるテーブルウェアについて精通することは必須です。

 

陶磁器、シルバー、リネン、ガラス、キャンドル、、、、どれもこれも奥が深く、歴史があり、面白い。

 

ですから、Cijaとしても生徒さんをLeerdamにご案内したことがあるほど私にとっては馴染みのある街でもあります♪

 

こぢんまりとした美しいLinge川沿いの街、Leerdam。まずはガラスを作るデモンストレーションを見せてくれるガラス工房 De Glasblazerij へ。

 

 

ここでは一日のうちに何度もデモンストレーションを行い、吹きガラスを作る工程を見せてくれます。

 

ガラスの製造法には色々ありますが、そのうちの吹きガラスは紀元前1世紀に初めて使われた工法と言われています。

 

真っ赤な熱い塊がガラスとなって美しい形へと変容する様は、いつ見てもマジックのようで夢中になってしまいます。

 

 

そして長~い長~い間、工法がそれほどは変わらないこともこれまた興味深い。

 

 

こんなに細い女性が重く熱い鉄の竿を持ち、作り上げていきます。

 

 

 

テキストやレッスンで習った工程を実際目にして確認することはとっても大切。

 

 

 

必ずもう一人がサポートをします。後方の職人さんのお顔はもう~何度も拝見しています!

 

 

この後、私のところにもこの塊を向けてくれて 「熱いよ~~~!」 と。照れ

 

こちらにはこんなカフェも併設。↓

 

 

ガラスで出来たランプ傘が可愛らしい~~~

 

 

Leerdam ローカルのスイーツ "Heukelumse krakering". チュー 特別変わった味はしませんが、ああ、この地元のお菓子なんだな~っと噛みしめながらいただきました。(造花なのがちょっと残念汗

 

カフェとデモエリアの間には、ガラス作品を販売しているエリアもありますし、その隣の小さなお部屋にも時折格安品があったりすることも♪

 

 

光のあたり具合で色や質感も違って見えるガラス器。

 

自然が織りなす偶然のチカラが作品にも反映されることがきっと多いはずだから、職人さんもきっと毎回感動するのではないだろうか?!?!?

 

硬質で美しい輝きを放つガラスを愛でながらそんなことを考えていました。

 

さて!此処でデモンストレーションを見て説明した後には、国立ガラス工芸博物館(先ほどとサイトは一緒)に皆さんをご案内しました。

 

その様子はまた次回に!

 

 

 

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