あまりにもオランダらしいエピソードに遭遇 | オランダより☆花&テーブル Cija シージャ

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~ オランダのフラワーアレンジメント&ヨーロピアンスタイル・テーブルコーディネート ~

 

~テーブルから広がる幸せを未来へつなげる~

 

一輪の花、一本のキャンドルから

花のある暮らしの豊かさを伝えたい

フラワー&テーブル Cija シージャ です

 

先日、あまりにもオランダらしい出来事に遭遇したので是非聞いてください。

 

某日、車にガスを入れようと小さなガソリンスタンドに寄りました。

 

すると2機ある給油機に凄い行列ができています。普段はここまで何台も車が連なることはありません。

 

「へえ~ こんなこともあるんだな。」と、左側の給油機の後ろに並びました。

 

私の車の後方にも車が連なっていたので、最後に来た車(おばあさん運転)が私の隣に斜めにつけてきました。

 

しかし何分経ってもまったく車が動きません。

 

まったく車が動かずとも、皆おとなしくひたすら待っています。

 

待つのが嫌いな私はイライラしてきましたが、周りがあまりにも大人しいため 「郷に入っては郷に従え」とじーーーーっと我慢。

 

我慢。

 

我慢。

 

我慢。滝汗

 

次女と喋りながら10分近く経ったと思う。

 

マジかーーーーーー? 

 

一体どうなってんの?!

 

車の窓を全開にして顔を出して前方がどうなってるのか見てみたら。。。。

 

なんと右側の給油機にいるおじさんが、どうやってガソリンを入れたらいいのか分からないらしく、その人をヘルプしているのが若い男性。

 

自分の車を左の給油機のところに置いたまま。ポーン

 

ヘルプに行くのは素晴らしいけれど、自分の車を放置したまま行くことはないだろう?!

 

そのお陰で後ろはずーーーーーっと車が連なっているというのに。

 

一瞬、見た光景にポカンとしてしまった私、その後、「なんだ、これ?!信じられない」 と思ったら、隣のおばあさんがクラクションを鳴らしました。

 

すると若い男性は 「僕は彼を助けてるんだよー!!多分アルツハイマーでどうやら分からなくなってるんだ!僕は助けてるんだ!!」 と怒鳴り出しました。

 

・・・マジか・・・・車をどけてくれませんか。。。

 

その後、右の給油機の後ろで待っている車の男性と目が合いました。

 

私が信じられない!という仕草をしたら、彼はニッコリ笑って頭を振りながら 「ヘルプしてるのは素晴らしいけどね・・」 て。なんか余裕の感じで小さく文句言ってます。

 

これだけ待たされてこの余裕はなんだ?!

 

私は呆れ果てて余裕なくてカッカしてんのに!!

 

すると分からなくなっちゃってたオジサンは諦めたのか解決したのか、するする~~~と出ていき、若い男性も左の給油機に戻り、車でサーっと出ていきました。

 

ガソリン満タンにした後にそこに停めてたんか!!

 

とそこでも衝撃を受けた私。

 

やれやれようやく、と思ったら左のおばあさんがするするーーっと私の前に横入り!!びっくり

 

なんじゃこりゃあーーーーーーーー!!笑い泣き

 

もう本当にオランダ人の優しさとマイペースさと他の人のことを考えない様子が全て詰まった出来事でした。

 

はあ~ 疲れた。

 

 

 

 

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