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無敗の三冠馬誕生へ、トライアルの神戸新聞杯では敗けられない2番コントレイル。
スタートを決めて馬なりの追走。
終始中団のインから余裕の競馬のコントレイル。
4コーナーから直線、馬群が大きく横に広がりながら凝縮されてきた。
馬群の中にいたコントレイル。
ウマく馬群を割って出られるであろうか、そのように思いながら見ていた。
すると、直線200の手前あたりで、コントレイルの目前が一瞬開いた。
すかさずそこへ同馬を突っ込んで、1番グランデマーレと11番ディープボンドの間を割って来た。
そして、坂の上りであっという間に先頭へ躍り出た。
さすが、さすがだね。
強い精神力と瞬発力。
一瞬、鞍上が見せムチを入れたように思えたが、後続を突き放してゴール板を目指す同馬・・・。
残り100を切ると、持ったままで突き抜けているから、凄い、すごい。
本当に強い馬である。
ディープインパクトを彷彿するレース内容である。
やはり、血は争えない。
ブラッドスポーツをまざまざと見せつけられた。
ところで、2着には前走のダービーで離された3着入線の18番ヴェルトライゼンデが、後方からメンバー最速の末脚35秒4で各馬をごぼう抜きだった。
3着には、14番人気の伏兵5番ロバートソンキーが渋太く食い下がっていた。
同馬は終始コントレイルをマークし、直線でもそのままコントレイルの通ったところを上がって来ていた。
ゴール前まで渋太くコントレイルに食い下がっており、鞍上も2着を意識したであろうところにヴェルトライゼンデが外からやって来て、ゴール寸前で交わされた。
ほぼ1ヶ月後の菊花賞、コントレイルが父ディープインパクトと同様に無敗の三冠馬へと大きく近づいた。
素晴らしいレースだった。(夫)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
(持ったままで・・・コントレイル)
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