ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

「自信」は内と外から作られる

2020年02月04日 | ●セルフコーチング

 

ごきげんいかがですか?

 

今日は立春。

暦の上では春となりますね。

 

そして、昨日は節分でした。

皆さんは豆まき、しましたか?

 

「鬼は~外! 福は~内!」

ではありませんが、

自分を見つめるにも、

「内と外」という視点が

とっても大切だな、と思う今日この頃。

 

なので、今日はそんな話を。

 

 

●ポジティブフィードバックの力

 

最近、あちこちの企業様の研修の

サポートに入らせていただくことが

増えています。

 

「ストレングスファインダー®」を使った

チームビルディングやマネジメント

というテーマが多いのですが、

その中で、よくやるのが、

最後に、参加者一人ひとりに対して、

他の参加者から

ポジティブフィードバックをする、

というワークです。

 

受講者が、

自分自身で見て感じた、相手の強みと

「ストレングスファインダー®」を通して

さらにわかったその人の強みを合わせて、

その人の「すごいなあ」「いいなあ」

というところを伝える、

そして、その人がやろうとしていることに対して

その強みを使えばできる、と思うことを

伝えるというものです。

 

私はこの時間がとっても大好きで、

お聞きしながらウルウルしてしまうことが

しょっちゅうです。

 

ポジティブフィードバックを

受けている方の表情が

パアッと明るくなり、

ほおが紅潮してきたり、

目が輝いてきたりするのです。

その瞬間に立ち会えることが

本当に喜びで、

その様子を見ながら

ウルウルしてしまうことが

しょっちゅうです。

 

受講者の中にも、

ポジティブフィードバックを聞きながら

思わず涙する方もけっこういらっしゃいます。

 

 

●フィードバックは間違って使われている

 

これは普段、私たちが

どれだけネガティブフィードバックしか

受け取っていないか、

ということの裏返しでもあるでしょう。

 

だからこそ、

自分に自信がなくなっていく。

やってもやっても、

できて当たり前で、

ダメ、というときだけ

フィードバックされる。

だから

「フィードバック」=「ネガティブフィードバック」

という図式が

多くの人の中で普通になってしまっているのでは

ないかと思います。

 

けれども、本来、

「フィードバック」という言葉は

その人が目標とするものに対して、

今、どれだけずれているか

ということを

客観的にその人に伝えてあげることであって、

いいとか悪いとか、

「評価」の入るものではないはずなのです。

 

 

 

●フィードバックが無いと……

 

話を戻すと、

ポジティブなフィードバックをもらうと

人は前述のように、

とても嬉しい、あったかい気持ちになります。

 

普段されなすぎて「こそばゆい」「落ち着かない」

という方も、もちろんいらっしゃいますが、

それでも、とっても嬉しいことに

違いはありません。

 

そして、

「そうなんだ、自分はやっぱり

ここが強みだったんだ」

と思えるようになります。

 

自分の強みを全く認識していなかった、

ということも、もちろんありますが、

当たり前すぎて意識したことはなかったとしても、

たいていの場合、言われてみれば

それが自分の強みである、ということに

素直に”賛成”というか、”納得”できるようです。

 

それって、自分でも「そうかな?」

とは思っていたということ。

 

ところが、

普段は誰も何も言ってくれない、

何もフィードバックがないので、

いつの間にか、

「自分は得意だと思っているけれど、

他の人に比べたら大したことないし、

結局、自分なんて、たいしたことない」

みたいに、

自分で自分にダメ出しをしていってしまう。

自分で自信をなくしていってしまう

のかもしれません。

 

つまり、

自分という「内」からの視点と

他者という「外」からの視点、

その両方がなければ

本当の「自信」というものも

持ちにくいのではないか、

逆に言えば、

内側と外側の評価が一致した時

自分の中で自信が生まれるのではないか

と思うのです。

 

 

 

●フィードバックが自信をつくる

 

毎回こうしたポジティブフィードバックのワーク

(私たちはこれを「承認のワーク」

と呼んでいます)

をしていて思うのは、

やはり人は、自分で自分を見るだけでなく、

人から見てもらって、

フィードバックをもらうことが

とっても大事だな、ということです。

 

これは、もちろんポジティブフィードバックが

とても大事なんですが、

仮にネガティブなフィードバックであっても、

自分のことを本当に思って、

自分の望むゴールに対してどれだけずれているか、

自分が知りたがっている事実を

伝えてもらえるということならば、

受け取った時に、とってもありがたいはず。

 

なので、

自分の中で「自信」を育て、

前進していくために大切なのは

次のことじゃないかと思います。

 

1)自分がどこに行きたいのか、

  何をゴールにしているのかを、

  自分がわかっている(内側のこと)

2)それに対して、自分なりの考えを持つ(内側のこと)

3)実際にどうか、他者のフィードバックをもらう(外側のこと)

4)他者のフィードバックのポジティブな部分は

  素直に受け取る。

  ネガティブな部分は、必要なものはありがたく

  素直に受け取り、

  不要な部分は、ありがたく捨て、

  それらを参考にして軌道修正して前に進む。

  (内側と外側のこと)

 

 

●フィードバックを取りに行く

 

この中で

3がすごく大事だと思います。

「フィードバックを自分から取りに行く」

というのは、

人の意見を聞いてみる、

人からのフィードバックが飛んでくる環境に

自ら飛び込む、

ということだと思います。

でも人は、フィードバックされることが怖いから

そういう環境を逆に避けようとします。

そして、新しいことに挑戦しない。

自ら意見を言わない。

そして、自分の「内」側だけで

自分に都合のいい「言い訳」を言い続ける。

 

準備ができていないので、

たまたまフィードバックが飛んでくると

受け取れない。

痛い。

だからフィードバックをあえて避ける。

自信が持てない。

 

その繰り返し。

 

この負のスパイラルを断ち切って

「自信」を持つには、

フィードバックを自ら取りに行くこと

 

様々な可能性を考えたとしても、

考えは所詮、考えであり、

行動とは違います。

どんなにシミュレーションしても

本番は、シミュレーションでは想定できなかった要素に

出会うはず。

 

PDCAのサイクルは、

回してなんぼ。

だったら早く回してみる。

Cのところは大事ですよね。

 

以上、自分に対して言って見ました・・・

 

 

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