夫の浮気を解決に導くカウンセラー花田好久です。

夫の浮気の渦中や、夫の浮気が終わって間もない頃は、「こんなに苦しい思いが続くのなら、いっそ離婚した方がラクかも」と感じることもあるでしょう。

確かに、夫が浮気をやめたとしても、浮気をされた事実は消えません。

ですから、

「離婚しないといつまでも苦しみが続く」

「早く離婚した方が苦しむ時間も短くて済む」

・・・などと考えてしまうのも分かります。

ただ、「早く離婚した方が苦しむ時間も短くて済む」かどうかは人それぞれです。

早く離婚することでスッキリする方もいるでしょうし、じっくり考えずに離婚をして後悔する方もいるでしょう。

夫の浮気の発覚直後や、浮気が終わって間もない頃というのは、夫婦共に動揺していて、混乱状態にあることが多いです。

その状態で、その場の感情や勢いで「夫婦関係再構築」「離婚」を決めてしまうと、後で後悔することにもなりかねません。

ですから、私は、「夫婦関係再構築」「離婚」を決めるのは、夫婦がお互いに落ち着いてからの方が良いと考えています。

もちろん、その間は悩みや葛藤、苦しい思いも続くわけです。

再構築を選んだ場合でも、自分を傷つけた夫とやり直すのは、苦しみや葛藤を抱えながらということになるでしょう。

果たして夫にそれだけの価値があるのかは、先にならないと分かりません。

そんな思いをするのはご免だから、すぐに離婚を決めるという方もいるでしょう。

それはそれで、その方の判断ですから、他人がとやかく言うことではありません。

ただ、「苦しい思いをする時間＝損をするだけ」とは、必ずしも言い切れません。

夫との関係について悩み、苦しみ、葛藤する時間は、自分にとって本当に幸せな道を探すための「生みの苦しみ」かも知れませんよ。

 

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