2011年夏・地中海クルーズとローマ・ヴェネチア9日間の旅・その7 ヴェネチア | いばりこぶたの 気ままな生活

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2011年の8月20日、ローマ近くのチヴィタヴェッキア港でシルバースピリットというクルーズ船を下船した私たち4人は、前回お伝えしました通りローマ・フィウミチーノ空港からヴェネチア・サンマルコ空港へ戻って参りました。予約していたのはサンマルコ広場近くにあるホテル、バウアー・パラッツォです。今回は真夏に過ごしたヴェネチアのホテルでの風景を中心にご披露いたします。

ホテルの玄関、カナルグランデ側の水上タクシー・ゴンドラの船着き場の朝焼けです。

 

バウアー・パラッツォ Bauer Palazzoはヴェネチアの大運河に面していて、アーチ型の窓と赤いテントがお洒落なブティックホテルです。上の写真をご覧ください。5階の屋上テラスで朝食をいただいたのが一番の思い出となりました。ちなみに、上の写真の右にあるのがこの年の正月に泊まったモナコグランドカナルです。
 
2011年8月21日の早朝に戻ります。南東にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂。
 
ホテルの目の前にあるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂はまだ真っ暗です。
 
そしてこれはカナルグランデ側から見たホテル。
 
もう一度、ジュデッカ島の端っこにあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂。
 
だいぶ明るくなって、ゴンドラも見えてきました。
 

サルーテ教会のクーポラが朝日を浴びています。この日も暑くなりそうです。
 

広い廊下を一旦部屋に戻って、最上階に朝食をいただきに参りましょう。
 
カモメが朝食を狙っている後ろを大型クルーズ船が通ります。あとで、STAR PRINCESSとわかりました。とにかく大きい船で、デッキにたくさんの乗客がひしめいています。
 

こんな光景を眺めながら様々の美味しい料理に舌鼓を打っていると、前日シルバースピリットをチヴィタヴェッキアで下船し、ローマ近郊を巡ってはるばる空路ヴェネチアにやって来るという強行軍の疲れを、ゆっくりと癒やすことが出来ました。
 
屋上テラスからは、対岸の先っぽにあるプンタ・デッラ・ドガーナ Punta della Dogana もすぐそこに見えます。
 
こちらはサルーテ教会前の船着き場。


朝食を終えて近くを散策です。この年の1月とは大違いの暑い太陽に照らされるサンマルコ広場はやはり賑わっていました。


可愛い男の子がいて思わず撮っちゃいました。
 
結局あまりの暑さにへこたれてドゥカーレ宮殿に入ってみると、誰も同じことを考えるのか外よりも観光客でごった返していました。
 

前日の疲れもあり、気温30度超えで気分が悪くなってしまいやむなく退散、ホテルがすぐそばに在って助かりました。部屋で昼過ぎまで少し休んだあと、外へ出掛けるのを諦めホテルのテラスでランチをいただくことにしました。
 
コースはとても無理ですのでアラカルトを注文していただきました。この気持ちいいホテルに2泊するのですから、こんな暑い日はあくせくしないでホテル時間を楽しむことにしましょう。
 
グランドカナルとは別のホテルの出入り口には大きなオリエンタル趣味の壺が飾られています。
 
深緑色の壁にこの中国風の赤い扉、ロビーは趣があってまるで映画のセッティングのようです。
 
こちらも同様の赤い扉に金色が映える美しいエレベーター。
 
コーナーにはお洒落な椅子とカーニバルの絵。
 

しばらくホテル内を探検しておりましたが、また元気が出てきましたのでコンシェルジュに頼んでゴンドラをお願いしました。気分を変えるため、クルーズ船でも着用した浴衣に着替えています。
 
イケメンのゴンドリエーレが乗るこのゴンドラに乗り込むと、アコーディオンを抱えた男性ともうひとりの男性も乗り込んできました。
 
うれし恥ずかしゴンドラセレナーデです。日本語でブルーライト・ヨコハマを唄ってくれる大サービス!
 
すれ違う空っぽのゴンドラを漕ぐゴンドリエーレは目を泳がせてこちらを見ないふり(!)。でも、運河に架かる橋をくぐるたびに橋の上から多くの観光客に声を掛けられたり手を振られたり、こちらはすっかりいい気になってしまいました。
 
これは8月22日の朝、ホテルをチェックアウトするところです。5つ星なのにとってもお茶目なコンシェルジュが水上タクシーに乗り込む私たちを見送ってくださいました。最終日はヴェネチアから同じヴェネト州の幾つかの町を巡ったあとで、空路帰国の途に着きます。続きます。