2020年9月21日(祝)
最終日は午前3時過ぎに起床。
午前4時には雄阿寒岳登山口に到着。
そして午前4時15分頃、登山開始。
なぜこんなに早い時間から登り始めたのか?
それはこの日の午後1時40分のフライトに間に合わせるため。
焦りながら山に登りたくない。 なので時間を早めた。
とはいえ、夜明け前の真っ暗闇、
ヘッドライトを付けながら熊が生息する山に入るのは少々ビビった。
午前5時を過ぎても樹林帯の中はまだ薄暗い。
そして一合目~三合目までの距離が長い。
思ったよりも時間がかかっている気がした。
立ち止まることなく、とにかく淡々と登った。
(下山時に撮影)
四合目から五合目が一番きつい区間。
五合目を過ぎると斜度もゆるくなってくる。
早朝の阿寒湖は雲海に隠れていた。
ひんやりとした空気が身を包む。
まだ山頂がどこにあるのか分からない。
七合目を過ぎ、八合目に着いたとき、目指す場所が見えた。
この時間帯、誰もいないと思いきや、
下山してくる人とバッタリ出くわしたのには驚いた。
そして午前6時30分頃、雄阿寒岳(標高1,370m)に登頂。
まだ日も射していないので肌寒い。
5分程度の滞在で山頂をあとにする。
あとはひたすら登ってきた道を下る。
登ってくる人と会うたびに、
「もう登ってきたんですか?」と聞かれる。
ペースはそれほど速くはないはず。
というのも寝不足と車中泊での疲れが残っているから。
太郎湖まで戻ると登山口は近い。
マリモの湖だけあって、苔も見事。
ちょっとした幻想的な景色だった。
そして登山口まで戻ってきた。
行動時間:約4時間
移動距離:11kmほど
下山後は昨日と同じ温泉に入って女満別空港へと向かった。