廿日市市(はつかいちし)
広島市の西隣りで
厳島神社のある宮島も廿日市市です

阿品(あじな)という場所には
岩鏡神社があります

ご祭神は
阿摩乳命(あしなづち)手摩乳命(てなづち)
という国津神で
素盞嗚尊(すさのおのみこと)が、八岐大蛇から救い出した奇稲田姫(くしなだひめ)の両親です

この阿摩乳命(あしなづち)→あじな
が地名の由来ではないかと

JR阿品駅の北西方向へ進むと
田畑で区切られた
昔ながらのくねくね道細道となり

民家と民家の間の細い道のつきあたりに
新しい数十段ほどの石段があり
上がってすぐがお社でした


写真を撮らなかったのですが
お社の後ろは削平された小さなグランドです

もともとは少し西の
阿品川が大きくカーブするあたりにあったそうですが、昭和26年の台風で崩壊し、翌年ここへ遷座されました

通称岩神さん古くは岩神神社で
本殿裏手に『岩神大明神』と書かれた碑がありました

後で知ったのですが
すぐ近くを流れる阿品川は一部溜池になり、阿品川堰堤が築かれていますが、溜池の出口は重力式コンクリートダムなのだそうです

山に向かう傾斜に
大きな住宅地が広がる一帯です