今回のテーマは、
帰国生の英語力保持について。
英語圏から帰国してきた
生徒の悩みは、いつの時代も、
英語力が落ちてしまうこと。
これまで多くの帰国子女が、
英語力低下に悩んできました。
私の結論は、
幼少期に身につけた英語は、
取り戻せるから気にするな！
ということです。
例えば、幼少期に、一度
英語の耳が出来上がると、
高校や大学に進学してから
本格的に勉強をすれば、
取り戻せます。
小さな時に自転車に乗れるように
なると、一定期間空いて、
大人になっても再び乗れるのと
同じ感覚です。
そうは言っても、受験があったり、
単純に英語力をキープしたいと思う
生徒の場合はどうすれば良いのでしょうか。
ポイントは２点です。
①語彙力
②毎日話す環境
まず、英語力は語彙の豊富さで決まります。
例えば、英検準１級と２級の生徒の
リスニング能力や発音に、
大きな差はありません。
いかに言葉を知っているかで、
差がつきます。
そのため早い段階で帰国した生徒は、
語彙力向上を優先すると良いでしょう。
英検の教材がレベル別にも
よくできているため、おすすめです。
また、実際に話す環境としては、
次のような手段が候補となります。
・オンライン英会話
・英語塾
・財団の英語保持教室
特に最近は、オンライン英会話の質が
向上しています。
コストパフォーマンス的にも、
素晴らしい学習環境です。
毎日の授業も可能です。
おすすめは、DMM英会話。
DMM英会話を始めると、
文法や単語の学習アプリ（iknow）
も無料で使うことができます。
とてもよく出来たアプリです。
そして最後に、英語保持は、
やはり、本人のモチベーションが
ある状態が何よりも大切です。
自発的に英語に取り組む姿勢があると、
一番英語が身につきます。
例えば、海外の音楽、映画、留学など
生徒本人が興味を持つきっかけがあると、
保護者に言われなくても英語に触れる
ようになります。
これは我々の半生を振り返れば、
よく分かりますよね。
英語をまた本格的にやりたいと、帰国生本人が
思えるようなきっかけがあると良いですね。
英語力キープに悩まれている方は、
参考にしてみてくださいね！
