Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

adaptiveでTwilightなカニ

2020年06月03日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今日はKATOのカニ24‐0について取り上げます。

先月の記事で登場しましたが、当ブログでは、田端現行仕様のEF65-1000(KATO)を製作しました。というのも、TOMIXの「さよなら銀河」や「さよなら富士・はやぶさ」等、東海道方面のブルートレインやホキ800を用いた工臨等での牽引を再現しようと思ったからです。しかしながら、KATOのナックルカプラーとTOMIXのTNカプラーは互換性がありません。そこで、「さよなら銀河」向けに機関車側を前者、客車側を後者としたアダプターの役割を持たせた車輌を試作することにしました。普通のカニではつまらないので、ホビーセンターカトーのH.P.で以前見かけたトワイライト色のカニ24‐10のASSY一式と交換用のトレインマークを利用して再現することにしました。

これから先の加工は、メーカーでは推奨されておりません。万が一破損並びに損害が起こっても当ブログでは責任を一切負いかねますので、悪しからずご了承くださいませ。

では始めていきましょう。

床下パーツと車内の発電エンジンを再現したパーツは分解しておきます。集電板の一部に小さい部品があり、ポロっと取れやすく紛失の恐れがあるため、注意が必要です。因みに、上の写真ですと銀色のウエイトの斜め左下、盛り上がった部分に収まっています。


台車は車輪を外し、組み込まれている集電板にマスキングをしてGM10番で再塗装します。


それにしても発電用エンジンや配電盤の再現が本当に秀逸ですね。当初はN小屋のカニ24‐0用室内パーツを貼りつける予定でしたが、今回は敢えて手を付けないことにしました。


床下パーツもGM10番で再塗装しますが、その前に客車側をTNカプラーを取り付けます。(写真は加工済みのもの)


オリジナルの状態でTNカプラーを取り付けると台車に干渉するため、まず床板を超音波カッターで切断し、長方形に切り出した0.5mmのプラ板を接着します。次に、それに加工済みカプラー(ベースは品番0374)に合わせて凸のような形に切った0.3mmのプラ板を瞬間接着剤で貼り付けます。そして、それに加工したTNカプラーをゴム系接着剤で取り付けると、TNカプラーを付けたTOMIXの客車とカプラーの位置がほぼピッタリになるはずです。


塞ぎきれなかった部分から塗料はもちろん、塵や埃が集電板付近へ入らないように、0.5mmのプラ板を長方形に小さく切り出して穴を塞ぎます。尚、室内パーツで隠れるため、写真の様に大雑把に穴を隠しても差し支えありません。


最後に「銀河」のトレインマークを取り付けて………


完成です!写真はありませんが、通電試験ではちらつきがなく、結果は良好でした。


TNカプラーを取り付けた客車側。貫通扉の塗装と各種表記インレタの貼り付けをすれば更にリアルになるでしょう。


最後に、加工部分を1枚。ムラなく再塗装すれば、多少粗削りでも写真の様に案外自然な出来栄えになります。

コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなった方の多い今日この頃、この記事のような少々手間のかかる加工に取り組んでみるのも、良い息抜きになって良いかもしれませんね。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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