コラム

サーフィンの動きと動きをつなぐ動作

こんにちは、台湾ナショナルチームのサーフコーチ林です。

今日はBSCでカラダのスペシャル・ケアの講座を開催してきました。
※BSCは有料のメンバーサロン

カラダのスペシャル・ケアの講座は、ゲスト講師を2人お迎えして開催しています。
で、最後に僕が何かやるという感じで進めています。
録画してあるのを見ながらケアできるのも、しっかりと自分のカラダをケアできるのがいいよなぁ〜なんて感じています^^

最初はカラダのケア関連の本を6冊出版している柴さん。

今回は、ヒザ関節の調整をやっていただきました。
ライディング・フォームだったり、パドリングのフォームで足が使えるのか?使えないのか?この違いって大きいですよね。

ライディングでヒザを壊さないためにも、ヒザの調整って実はメチャクチャ重要です。
また、X脚やO脚の原因の1つはヒザの関節ズレている事になります。

個人的に、この方法を知れただけでもかなり重宝するな〜って思います。
特にライディング・フォームで自分の動きを伝えられるか、否か?の違いが生まれますからね。

調整後は、足がメチャクチャスムーズでしたね。

そして、体軸仲間の渡邊さん(女性講師)。

彼女は背骨の調整を骨の周りを弛めてから、内蔵からアプローチして調整してゆきました。
そして、股関節と脇を動きに繋げる調整で、背骨の動きがしなやかで滑らかになりました。
最後に、立甲をより使える調整方法で締めてくれました。

背骨の動きって、メチャクチャ重要です。
体幹の動きを出すためには、背骨が動かないと体幹使えないんですよね。
そして、背骨の動きを出すために内臓から調整していくといアプローチを伝えられる人って、少ないです。
終わった後には、カラダが内側からポカポカしていました〜

開催している僕が毎回勉強させてもらっています(笑
ちなみに、毎回違う内容をやっていますね〜

最後に、サーフィン後にやるストレッチ5選を僕がやってきました。

ほとんどの人が海から上がったら何もしてないですよね?
サーフィンってメチャクチャ全身運動ですよ?
やらなければ、カラダ壊れます。
もしくは、カラダがどんどんと硬くなってしまいます。

僕は常に海から上がったら3-5分位ビーチでストレッチしています。
なぜなら、疲れが残り方が全く違うからです。
ストレッチしないと、その後がメチャクチャしんどくなります。
帰りの車の運転ってダルくてシンドイですよね?ストレッチやるだけで超ラクになります。
そして翌日にも疲れが残りますよね〜これも、相当少なくなります。

サーフィンってカラダの奥の方の筋肉を沢山使うんです。
なので、カラダの奥の方の筋肉をしっかりと弛めてあげる必要があると言うわけです。

理由は、筋肉は縮む事は脳から信号が飛ぶけど、筋肉を弛める指令を出すことが出来ないからです。
筋肉を弛めることが出来るのはストレッチして、縮むことを止める事で出来るようになります。
だから、運動後のストレッチで怪我の予防につながるというわけですね^^

今回、僕がお伝えしたのは

  • 股関節〜腰周りストレッチと弛め方
  • 足全体のストレッチ
  • 脇のストレッチ
  • 腕と首のストレッチ
  • 背中のストレッチ

この5つを紹介してきました。

特に腕と首のストレッチは好評でしたね〜
僕も肩コリと首コリが酷いので、色々と考えてます(笑

そして、BSCのサービスも色々と進化しています^^
最近始めたのが

  • 運動神経を磨く講座
  • サーフィンセンスを磨く講座
  • カービングターン研究室

これらをやっています。

運動神経を磨く講座は運動神経がいい人って、どんな動きをしているの?
という観点から、どんな順番でカラダを動かすのか?
これらをワークや日常的な動作を通じて身につけて行く内容になっています。

そして、サーフィンセンスを磨く講座。
サーフィンの動きと動きをつなぐ動作というのがあります。
パドリングのボードコントロールだったり、テイクオフの動作、そしてライディングでの加速動作などなど
動きと動きをつなぐ動作ってどんな動きか知られていません。
動きと動きをつなぐ動作は腕や足の動きでは出来ません。
体幹の使い方が必要です。

例えば、マイコーって動きがあります(笑
マイコーは

  1. L5を前→後に動かす
  2. そけい部をみぞおちの裏に向けて動かす
  3. 骨盤底筋群の前側を締める

この3つの動きを順番に行うことで、マイコーの動きになります。
立っている状態、そして腹ばいの状態、四つん這いの状態。
これらを使える様になって行くと、動きと動きをつなげる事が出来るようになって行くんですよね^^

どんな動きでも同じなのですが、同時に行っているように見える動きでも常に順番があります。
そして、上手く出来るようになる順番があります。
この辺をサーフィンセンスを磨く講座でレッスンしています。

最後に、カービング・ターン研究室。

今年クオーターパイプを弊社に導入し、思いつきで始めたのはこの研究室です。
面白い事がメチャクチャ発見できてて、リップアクションをバラバラに分解しています。
足、ヒザ、腹、胸、腕、顔と動作を分解して、プロセス毎にどの様に動かすのか?
どうやると失敗するのか?上手く行く動かし方は?
これらがサーフィンと同様の感覚で考えられるのと、同じ動きを何回何回何回も繰り返し練習出来るのはサイコーです(笑

クオーターパイプが無くてもフラットな地面でも練習出来て、その感覚をスケートで練習出来る〜
そんな研究内容が先行で公開されています。

BSCは来月、久々に募集しようと思っています。

マイコーの動き、是非意識して練習してみてください。
腰周りも軽くなりますよ〜

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