2019年、NHKの番組で見た人も多いかと思います。
海部先生の本を、文庫版で買って読みました。
日本人はどこから来たのか? (文春文庫) [ 海部 陽介 ]
770円
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「研究」というものが、どれほど冒険的で、面白いものなのか。
本の中では、まるでミステリのような緻密な「推理」が展開され、
その「検証」として、このプロジェクトが描かれます。
かつて、ノルウェー人のヘイエルダールは、南アメリカからポリネシア諸島に向けて、コンティキ号による航海実験を行いましたが、それに匹敵する大事業だと思います。
コンチキ号漂流記 (偕成社文庫) [ トール・ハイエルダール ]
880円
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(コンティキ・ミュージアム@ノルウェー にて撮影)
本の中でも書かれていますが、机上で理論を構築するのと、実際に物事を行うのは違います。
実際にやってみることで、見つかる困難もあれば、簡単に解決できることもあります。
このプロジェクトが無事に成功したことは、本当に素晴らしいことだと思います。
そして、この結果を踏まえた新刊が出るそうです。
サピエンス日本上陸 3万年前の大航海 [ 海部 陽介 ]
1,980円
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まだ出ていないので、「NO Image」ですけど(笑)
是非買って読みたいと思います。
さて、キッズアースの実験教室で行っていることは、自分の手で実験をすることで、
教科書を読むだけでは得られない「何か」を感じてもらうことです。
失敗があるかもしれません。
友達と違う実験結果が出るかもしれません。
それも含めて「実験教室」なのです。
未来の「科学者」の卵への一助となれることを願っています。