あなたは
投 影
という言葉を
聞いたことがありますか？
心理の世界では
当たり前中の当たり前に
使われている言葉です。
投影が何なのか？ということを
知らないあなたは
ぜひいろいろ調べてみてほしいんだけど
マッキーが思う投影とは
過去に自分が経験した
状況的・感情的動きを
同じような状況になった時に
同じ感情として
あたかも経験した時と同じような視点で
見たり・感じたりすること。
まるで鏡に映し出すように（投影）今の状況にその時の体験を見る
ということ。
これ
気がつかないうちに本当に日々
私たちはやっているんですよね。
投影の元となる体験は
そのほとんどが
両親との関係
から作られています。
（両親がいなかった人は、あなたを主に育ててくれた人。）
父親が怒鳴ってばかりの人だと
あなたは自動的に
大声を出す男性が苦手になったりします。
なぜならそれは
大声を出す男性にあなたの父親を見て（投影して）
その時の感情を再体験させられるから。
両親が不仲で
いつも喧嘩ばかりしていた夫婦だと
あなたは必然的に
結婚生活に希望を持てず
一生結婚しない生活を希望するかもしれません。
なぜならそれは
結婚などしたところで
毎日喧嘩になるのが関の山だからと、
両親をみて決断してしまっているからです。
母親があなたを
テストの点数がよい時だけ褒めてくれていたなら
あなたは上司の顔色を見るだけの人に
なってしまうかもしれません。
なぜならそれは
上司はあなたの母親に見えるのであり（投影）
上司（母親）があなたの評価をしてくれるのは
あなたの仕事の出来がよい時だけだから。
投影というのはこのように
日々の生活の中の
いたるところにちりばめられて
隠れています。
あなたがどんなに
成人した大人だと自分のことを思っていたとしても
本当のところは
１ミリも成長していない
自分の中の幼いあなたに
あなたは日々翻弄されながら
影響されながら生きているのです。
さて
その投影がもっとも起こりやすいのが
パートナーシップの関係です。
なぜなら
心理的にも肉体的にも
非常に近い関係
まさに
親との関係に近いのが
夫や妻、恋人などの
パートナーシップだからです。
幼少期のトラウマが強い人は
さー大変。
恋愛のたびに
幼いころのトラウマが
パートナーによって引きずりだされ
相手に対して
親との体験の投影が起こり
それはそれは大変なストレスにさらされます。
私のところに
ご相談にいらっしゃる方の
問題のほとんど全てがこの
親との関係性で出来たトラウマを
相手に投影していることでの問題
なんです。
もう
ほぼ１００％と言ってもいいくらいです。
これはね。
このトラウマの正体に
自らが気がつき
感情的痛みを解放してあげない限り
一生続きます
（いや、マジで
）
そのくらい
この幼少期のトラウマや
感情的痛みに向き合うことって
とても大切なの。
私の彼は私のことを大切にしてくれません
あなたが親から大切にされなかった時の心の傷を
相手にそのまま見ています。
相手が大切にしてくれないのではなく
あなたが自分のことを大切にしていないのです。
（それに気がつくまで、ずっとあなたを大切にしない相手が現れます。）
結婚してくれるのかわかりません。聞くのが怖いです
あなたが親にはっきり聞けなかった態度を
今あなたは相手を使ってやっているだけです。
怖いのは相手の男性（または女性）ではなく
あなたの親を怖がっているのです。
（その信念が出来上がった瞬間までさかのぼり、記憶を書き換えてくる必要があります。）
わかりますか？
こんなのは
ほんのほんの一例です。
問題の種類はたくさ〜んあるように感じるかもしれませんが
本当のところ原因は
本当に単純。
あなたと親の関係性がどうだったのか？
あなたがそこを本気で見つめない限り
パートナーとの良質な関係の構築は
なかなか（いや、ほとんど）
難しいでしょう。
相手のせいではないの。
１００％自分のせいだと認める時に
あなたの前にやっと新しい道が
開きはじめます。
マッキー
