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マーケティング研究 他社事例 530 「楽天の国内企業買収の動き①」 ~ヤフーの中核事業に触手~

2020-04-06 08:39:33 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 530 「楽天の国内企業買収の動き①」 ~ヤフーの中核事業に触手~


検索サービス「ヤフー」を手掛けるZホールディングスとLINEが決めた経営統合は大きなニュースとして報道されました。

「ヤフーとLINEが統合すれば、正面から対抗できる国内企業は楽天しか残されていない」

というのが業界の声です。

ネット通販から金融サービスまで幅広い事業を手掛ける楽天の次の一手は何か?

業界内で注目が集まる中で、当の楽天が致命的な事故を起こしました。

昨年11月23日から「楽天カード」と「楽天ペイ」という、楽天にとって主力となるキャッシュレス決済サービスが障害で利用できない状況に陥ったのでした。

すぐに復旧されたと思いきや、同25日にも再び障害が発生し、楽天会員から不満を買ってしまいました。

九州電力の通信子会社のQTnet(福岡市)が運営するデータセンターでサーバーへの電力供給が一時遮断されたのが主因でしたが、信頼感が何より重視されるのが金融事業です。

「顧客の支持を得ている時に障害を起こして迷惑をかけた」

楽天ペイメントは反省を口にしました。

国内のネット企業の中でも金融事業で先行してきた楽天ですが、派手なキャンペーンを展開して登録者数を2000万人超に伸ばす「PayPay」や国内の月間利用者数3690万人を誇る「LINEPay」が手を取り合おうと動き始めた今、悠長に構えていられません。

「あのとき楽天がヤフーの事業を買収していたら、今とは異なる業界構図になっていただろう」

ある楽天関係者は語ります。

それは今から約5年ほど前の出来事です。

(アメリカ)ヤフーの大株主だったソフトバンクと、ヤフーの中核事業買収を巡り協議を重ねていたのが楽天だったのです。

(続く)



経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 




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