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マーケティング研究 他社事例 522 「勝者総取りのビジネスモデル②」 ~値付けが最大の試練!?~

2020-03-23 09:34:29 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 522 「勝者総取りのビジネスモデル②」 ~値付けが最大の試練!?~


実はプラットフォームビジネスには無数の失敗企業があるというのを皆さんご存知でしょうか?

上場したリーディング企業に競争を挑もうとしたのに、もはや存在してさえいなかったり、ビジネスモデルを変えたりした企業をすべて数えると、実に数百もの失敗企業があります。

成功した企業の数の方が少ないというデータもあるぐらいです。

失敗の理由は極めてシンプルだったようです。

プラットフォームビジネスは、2つ以上のユーザー市場を対象にした商売です。

例えばフェイスブックには、友達とつながりたいユーザーと広告を配信したいユーザーのような、2つ以上の異なる形態・ニーズのユーザーが同じ基盤を利用しています。

この特徴ゆえに難しいのが課金なのです。

どのユーザーにいくら課金し、誰を無料にすれば双方を最も多くプラットフォームに囲い込めるかを見極めなければなりません。

大方のプラットフォーマーは、ここで失敗していたのです。

少しでも早く黒字化しようとして課金を早めるのは、必ずしも最適戦略とはなりません。

自分たちが作った市場を少しでも魅力的に見せるため、かなり「お得」にしなければならないこともあるのです。

とはいえ、どこかに課金しないと利益は生まれないというジレンマがあります。

実はプラットフォームビジネスを長持ちさせるためには、5つの条件があると言われています。

①競争しながら、通過すべき局面を乗り越えること。

②ネットワーク効果を促し最大限利用すること。

③ユーザーが同じようなプラットフォームを同時に利用する「マルチホーミング」がしにくい仕組みにすること。

④ニッチな、あるいはユニークな競合から受ける影響を最小限にすること。

⑤参入障壁を築くこと。

上記の全てを実現するうえで、最も重要なのはユーザーとの信頼構築となります。

具体的には以下の通りです。

プラットフォームで大切なのは、知らない者同士が安心してやり取りできる場になる事です。

逆に言えば、信頼を築き、維持できないなら、勝ち残ることは出来ません。

オークションサイトのイーベイが中国で失敗したのは、例えば、イーベイを模倣してスタートした中国のアリババ集団がアリペイを導入して実現したような、消費者が納得してから支払えば済む仕組みを作れずに信頼を獲得できなかったと言えます。

つまりイーベイは、プラットフォームビジネスで競争するうえで重要な局面の一つである「信頼基盤の構築」に失敗したのでした。

一方、アリババは決済にクレジットカードを使わずに、資金をあらかじめ置いておけるエスクロー(中立な第三者を通じて決済を行うこと)の口座を作り、商品を受け取り、表示通りのスペックか消費者が確認してから支払いを出来るようにしました。

この仕組みがプラットフォームを快適にし、ぼったくられたり、偽物をつかまされたりすることを抑制したのでした。

信用を得られなければ、そのプラットフォーマーは失敗します。

実にシンプルですが、普通のビジネス以上に信頼が重要となります。

(続く)



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