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マーケティング研究 他社事例 523 「勝者総取りのビジネスモデル③」 ~他のビジネス以上に油断は大敵となります~

2020-03-24 10:08:57 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 523 「勝者総取りのビジネスモデル③」 ~他のビジネス以上に油断は大敵となります~


市場に入るのが遅すぎた場合、たとえはるかに出来の良いプラットフォームであっても、成功しない可能性があると言います。

参入の遅れは「ネットワーク効果」を生み出す上ででも大きなハンディになります。

売上と利益をたくさん稼げるプラットフォームビジネスでは、より多くの熱心なユーザーを囲い込むことにより、プラットフォームの価値自体が増すからです。

市場が1つのプラットフォームに向かって勢いづくと、もっと出来の良い仕組みを構えて参入しても、すでに時遅しとなりかねません。

プラットフォームを切り替えるコスト(労力を含む)=スイッチングコストを嫌うユーザーは多く、たとえより良い仕組みでも、囲い込みに失敗してしまいます。

とすれば、素早く参入して信用を築いた後は、スイッチングコストを高めユーザーの離反を防げばいいという事になります。

スイッチングコストが高ければ、ユーザーがいくつもの似たプラットフォームを使いまわす「マルチホーミング」も阻止出来ます。

事例ですが、マイクロソフトがグーグルのアンドロイドやアップルiOSと競争するためOSを打ち出した時、そのシステムはiOSやアンドロイドよりも優れていました。

しかし、それまでに数多くのアプリケーションがアップルやグーグルの為に開発されていました。

マイクロソフトの仕組みがどんなに優れていても、ユーザーは乗り換えるのを躊躇しました。

自分が使いたいアプリがなかったからかもしれないのですが、基盤自体がより優れていても、簡単で使いやすくて、より速いとしても、それ自体はユーザーにとっては重要ではない事を示しています。

では、勝者総取りを築いたプレーヤーはいつまでも安泰なのでしょうか?

「最初の勝者」

これらの企業は多くの既得権益を得ました。

しばらくは総取りをし続ける傾向にあるかもしれません。

しかし、たとえ一度勝ったとしても、そのポジションを維持するには条件があります。

プラットフォームに投資続ける事です。

勝者総取りを続けるインターネットエクスプローラーはかつては90%程度の市場シェアがありました。

しかしマイクロソフトは投資をやめ、技術開発をストップしてしまいました。

このことが、問題だらけのブラウザーだったファイヤーフォックスを改善し市場に投じたグーグルクロームにとって追い風になったのでした。

マイクロソフトはブラウザーへの投資を中止にして、変革を続けることをやめたから負けました。

つまり勝者総取りとは、変革を止めれば、いったん圧倒的にトップをとっても負ける日が来るという事です。

そして実際には、長期間トップでい続けることは難しいものです。

たゆまず投資して革新を続けなければ、緩やかに負け組に落ちて行ってしまうのです。

伝統的なビジネスに比べてあっという間に勝ち組みにのし上がる事が可能である一方、開発を怠った勝者が時間の経過とともに負け組に転落する余地もあるのです。

(続く)



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