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今回は、砂糖の摂取について考えます。

甘いものは、好きなヒトが多いと思います。

そして、甘いものの代名詞といえば、やはり砂糖でしょう。

砂糖と言っても、種類は意外と多く、精製法により含蜜糖と分蜜糖に分かれます。
 

  • ●含蜜糖 : 黒砂糖・白下糖・カソナード(赤砂糖)・和三盆・メープルシュガー
  • ●分蜜糖 : 精製糖 (ザラメ糖・車糖・加工糖・液糖)
  • ザラメ糖 - 白双糖・中双糖・グラニュー糖
  • 車糖 - 上白糖・三温糖
  • 加工糖 - 角砂糖・氷砂糖・粉砂糖・顆粒状糖
     
  • われわれ日本人が常用しているのは、ほとんどが上白糖(白砂糖)です。

    今日、砂糖の健康に対する影響は、非常に多く報告されています。

    砂糖の過剰摂取が、虫歯や肥満に影響することは誰もが知っています。

    これらは、数多い問題の一角に過ぎません。

    これら以外にも、
    ●脂肪肝をもたらし、肝臓・骨格筋のインスリン抵抗性を増し、糖尿病の原因になる
    ●心臓病になりやすい
    ●肥満をもたらし、各種がんが増える
    ●高インスリン血症により、アルツハイマーを誘発する
    ●低血糖症により、気分を不安定にする
    ●過剰な砂糖摂取により、プリンタ体が作り出され、痛風の原因になる
    ●ADHD(注意欠如多動性障害)との相関
    など


    特筆すべきは、砂糖と精神・情動との関連が示唆されていることです。

    高度に精白された上白糖(白砂糖)は、ビタミン・ミネラルをほとんど含まず、栄養学的には果糖とブドウ糖から成る、かなり偏った食品です。

    これは、精白米や精白小麦などとも同様のことが言えます。


    砂糖は、極力摂らない方が良い食品の一つですが、もし使うのであれば、完全に精白していない、ビタミンやミネラルを含む黒砂糖やキビ砂糖、てんさい糖、メープルシュガーなどと上手に付き合うのが良いでしょう。


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