福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

映画でブラックピンク

2020年10月29日 |  〇映画・映画音楽
블랙핑크: 세상을 밝혀라  「ブラックピンク:世の中を照らせ」
(1228) 〇〇〇〇-



2020年に公開された韓国の4人組ガールズグループ、
ブラックピンクの韓米合作ドキュメンタリー映画。

BLACKPINK - '불장난 (PLAYING WITH FIRE)' M/V

韓国内外で行われた大規模なオーデションで才能を
見出された少女たちが、数年に及ぶストイックな
訓練を経て、世界の檜舞台に立つまでを追った
ドキュメンタリー。


△練習生期間は4~6年。仲間内の意思疎通は英語と韓国語。<映画より>

音楽事務所は韓国の会社ながら、メンバー4人の
中で韓国生まれで韓国育ちの女性は1人だけ。他は
韓国系オーストラリア人、10歳でニュージーランドに
早期留学(半移民)し、以後、韓国の教育とは無縁の
世界にいた女性、それにタイ人。

さらに常にグループに密着し、グループに楽曲を
提供しているプロデューサーも韓国系アメリカ人の
パク・テディ

当初からグローバルな活動を目標にした「多文化」
アイドルの育成過程は、まさに戦略的。

それにしても、同年代の少女たちのほとんどが
高校に通っている年頃の少女たちが、親元を離れ、
アパートで集団生活をしながら、生活の全てをかけて
ダンスや歌唱の訓練に明け暮れる姿は、鬼気迫る
ものがあった。

オーディションに合格した少女たちの半数以上が
訓練途中に脱落し、デビューまでたどり着けたのが、
現在のメンバー4人。

これを、韓国式のアイドル戦士養成「虎の穴」と
呼んでも、過言ではないだろう。

特に彼女らに興味があって見た映画ではないが、
実に内容の濃い、見ごたえのあるドキュメンタリー
であった。


(終わり)

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