新型コロナウイルスによる爆発的患者急増も危惧される状況のなかJリーグは目標としていた4月上旬からの一斉開幕をまたも断念。リスクの少ないJ3から段階的に開幕させJ1についてはGWも回避した5月9日開幕を目指す旨が発表されました。これによりリーグ戦6試合とカップ戦3試合(名古屋のホームゲームは4試合)がさらに延期となっております。
リーグ戦では今シーズンのJ1、J2の降格が無くなり、ルヴァンカップについても24日に組み合わせが発表された天皇杯と同様に大会方式変更の措置がとられるようですが、計16試合が未消化となったことで過密日程の問題は依然として残ったままです。朗報?として東京五輪延期が正式決定したことで多少なりとも余裕が生まれる点でしょうか。ただ、たとえ開幕したとしても入場時の検温や着席方法など具体的な開催案も出ているとはいえ感染拡大の不安は残るわけで、そもそも参戦を敬遠するファン、サポーターも少なくないはずです。
本日午後には政府による緊急事態宣言が可能になるなど予断を許さない状況に変わりはなく、当然のことながらJリーグについても先行きは全く不透明といっていいでしょう。実戦に飢えモチベーションの維持に苦んでいるであろう選手をただただ見守り、彼らの健康を祈るだけの我々ファミリーの辛く歯がゆい日々は残念ながらまだまだ続きそうです・・・。