(スポーツ京郷 韓国語 2019/04/24)

パク・ユチョン[JYJ(東方神起から分裂)]の記者会見は悪手であった。

23日、警察はパク・ユチョンの体毛から麻薬類の陽性反応が出たことを知らせながら、彼の事前拘束令状を申請した。去る10日の緊急記者会見で涙ながらに自身の潔白を訴えてから14日後の反転だ。

記者会見で見せた“彼の呼び掛け”に結集したファンたちさえ『陽性反応』ニュースに接すると、『引退要求声明文』を出してパク・ユチョンに対する支持を撤回した。結局、記者会見は麻薬犯人に続き“嘘つき”というイメージまでかぶせた悪手になってしまった

彼はなぜ緊急記者会見を強行したのだろうか? 専門家たちは『国立科学捜査研究院[以下、国科捜]の検査に対する自信』と『世論作り』、そして『逮捕令状』を避けるための大きな絵である可能性もあると伝える。

パク・ユチョンは自身の公演前の“脱毛ジンクス”を前面に出し、全身の脱毛をして麻薬検査に臨んだ。これに先立ち、髪の毛の脱色と染色を繰り返していた情況も見えた。その結果、任意提出した毛髪と尿に対する麻薬反応の簡易検査は陰性と出ていた
※警察が16日に家宅捜査を行い、毛髪と足の毛・尿の任意提供を受け、尿の簡易検査を行った結果は『陰性』だったが、毛髪と足の毛を国立科学捜査研究院に送って鑑定を依頼。足の毛から薬物が検出[陽性]された。

ある弁護士は「パク・ユチョン側が国科捜の検査で麻薬成分を見つけられないというそれなりの確信があったようだ。そうでなければ堂々と記者会見を自ら要望しない」と所見を伝えた。

一部では、「記者会見は、警察機関に『逃走の恐れはない』と知らせて緊急逮捕を避け、弁護士と口裏を合わせるための時間かせぎではなかったか」という意見も出ている。

記者会見はファンたちの結集と世論喚起を意識した側面も見える。南陽乳業3世のファン・ハナ[薬物使用容疑で逮捕・送検]は拘束された後、麻薬を一緒にしたA氏について一貫した証言[「芸能人Aに勧められて薬物を使用した」]をしてきた。元恋人パク・ユチョンの名前が上がるのは手順だった。パク・ユチョンは、あたかも正攻法を使うように自ら「A氏はまさに私」と明らかにし、「調査に誠実に臨み潔白を証明する」と涙で訴えた

続いて、“陽性反応”が発表される前日の22日にはパク・ユチョン側弁護士が、彼が麻薬を購入する状況をとらえたCCTVを公開したMBCと報道記者に損害賠償および訂正報道を請求した。もう弁護士は彼を代弁する立場がなくなり、パク・ユチョンは記者会見で“最後の人生の演技を見せた”というレッテルを貼った。

パク・ユチョンは去る2016年、女性4人から『性暴行の疑い』で告訴され、「性暴行はなかったが、誣告でもない」という妙な判決で一段落した事件があった。その後の彼は国内での活動を減らし、日本でファンミーティングツアーを回りながら、海外活動で再起の足場を築いていた。今回の麻薬の場合はどうだろうか?

パク・ユチョン活動の本拠地である日本は、国内と同様に麻薬事犯に対して厳格な基準を持つ。日本入管法第5条によれば、〈麻薬、大麻、あへん、覚醒剤又は向精神薬の取締に関する[日本国又は日本国以外の国の]法令に違反して刑に処せられたことのある者〉と入国拒否の事由になる。すなわち、彼は日本での活動はもちろん、入国さえ拒否される可能性がある境遇に置かれたわけだ

パク・ユチョンに対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は、来る26日午後2時30分、水原地方法院[裁判所]で開かれる予定だ。(機械翻訳 若干修正)