(聯合ニュース 韓国語 2020/09/27)

〇地下鉄駅近くのレストラン・カフェが多い通りに設置され
〇日本側の妨害懸念して官公庁許可過程からセキュリティー
〇ハン・チョンファ,コリア協議会代表「戦時性暴力反対・平和の価値」…現地学生の教育進行

ドイツの首都ベルリンの通りに『平和の少女像』が設置された

少女像は去る25日、ベルリン市ミッテ区[Bezirk Mitte]のビルケン通り[Bremer Str.]とブレーマー通り[Bremer Str.]が交差する地点に設置された。

ドイツで少女像が設置されたのは今回が3度目だが、公共場所に設置されたのは今回が初めてだ

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以前は、2017年に南東部ヴィーゼント[Wiesent バイエルン州]の私有地であるネパール・ヒマラヤ公園[Nepal Himalaya Park]、去る3月フランクフルト[Frankfurt ヘッセン州]の韓国人教会に設置された。

ベルリンの少女像は、地下鉄駅[ビルケンシュトラーセ駅(U Birkenstraße)]に近く、レストランとカフェが多い地域に位置しており、地域市民のアクセシビリティが高い。

駐ドイツ日本大使館とは直線で2.8km、自動車で10分程度の距離にある。

少女像設置は、ベルリンの韓国関連市民団体であるコリア協議会(Korea Verband)の主導で、日本軍慰安婦問題対策協議会が推進してきた

コリア協議会は2019年にビルケン通り近くに事務所を移した後、市民が多く通る周辺の通りに少女像を設置することにし、官公庁を相手に説得作業をしてきた。ベルリンで歴史と関連した造形物を公共場所に設置する基準は非常に厳しい。政治的ではなく、社会的問題を含んでいなければならない。芸術性も担保されなければならない。

コリア協議会は、日本軍慰安婦被害者の問題は国家間の問題を越え、全世界的に戦争被害女性および女性の人権問題という点を名分に掲げた

ベルリンでは、日本軍慰安婦被害者の問題は民族主義を乗り越え、普遍的な女性の人権運動の代表的な事例になった。戦争被害を受けた様々な少数民族の団体が日本軍慰安婦被害者問題に連帯してきた。

少女像設置案は今年初め、ベルリン都市空間文化委員会など関係当局の審査を通過し、去る7月に最終許可を受けた。

この過程で、日本軍慰安婦被害者に対するドイツ研究者と現地女性団体、現地芸術家団体などが助けてくれた。

造形物設置を許可過程では、地域住民の世論も反映されるため、コリア協議会は近隣のレストラン運営者および建物主を相手に説得作業を行った。

コリア協議会は、日本政府側が公共場所への少女像設置の進行過程を認知した場合、妨害する可能性が大きいとみて、許可過程からセキュリティーに注意を傾けてきた

コリア協議会は、日本軍慰安婦問題と女性の性暴行克服を主題にした展示館を事務所スペースの横で運営しているため、少女像との連携効果が大きいものと期待している。

コリア協議会は、近隣の高等学校学生などを相手に、日本軍慰安婦被害者問題など全世界的な戦争被害女性たちに関する教育を進める計画だ

少女像はキム・ソギョン[金曙炅]、キム・ウンソン[金運成]作家の作品だ。正義記憶連帯[日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯]が少女像製作を支援した。

ハン・チョンファ,コリア協議会および日本軍慰安婦問題対策協議会代表は27日、「ベルリンの少女像は全世界的に女性に対する戦時性暴行だけでなく、権力乱用を批判し、平和、男女平等などの価値を含んでいる」としながら「日本政府側は設置された少女像に関して反発せず、過去の清算に率先垂範を見せてほしい」と話した

ベルリンの少女像除幕式は来る28日、現地政治家、学者、市民団体の人々が参加して開かれる予定だ

慰安婦被害者であるイ・ヨンス[李容洙]おばあさんと正義連のイ・ナヨン[李娜栄]理事長が映像メッセージを送る。(機械翻訳 若干修正)


八木毅ドイツ大使(2015年11月~)は、ドイツ当局に政治的活動であることを伝えるとともに、台のプレートに何が書かれているかを見て修正なども要請しないとね。