2024/5/4
ヴォルテッラから見る風景
オリーブ畑に向かう途中。ちょっとした用事で、フィレンツェからピサを抜けリボルノに向かう Fi−Pi−Li という道から横にそれ、ヴォルテッラという町に向かった。フィレンツェからピサ県に入るやいなや、綺麗な緑の丘が続いた。この季節の緑はひときわ光り輝いていて、青い空とのコントラストに目を奪われる。トスカーナの風景というと、オルチャ渓谷などがあるシエナ県が圧倒的に有名かとは思うけど、ピサの丘陵地帯も、決して劣らないなぁ…と、つくづく思う。トスカーナ州は広いがゆえ、北のフィレンツェから南のマレンマ地方に向かうのも、交通の便が悪いこともあって、割に時間がかかるから、知られたところしか知らないけれど、見知らぬ素敵な町が、どれくらい存在するのだろうかと思う。クネクネとした道を走り続け、ようやく目的地に辿り着いた時の風景が上の写真。とっても清々しい、良いところだった。携帯の電波すら入らない田舎ではあるけれど、通り過ぎる道すがら目にした建物は、しっかり手入れされていて、こういうところにも、多くの観光客がやってくるのだと思い知らされる。途中、多くのヨーロッパ圏内の車とすれ違った。たまには寄り道するのも悪くない。滅多に通らぬ道を行きながら、なんだか新鮮な気分を味わうのだった。
最後までお付き合い、どうもありがとうございます。
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沢山あって、一番は決められない…
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