イタリアにいて、
びっくりするのが、
「泥棒」が多いことです。
ひとえに、「泥棒」といっても
いろいろあって、
家に入ってくるものいれば、
バイクや自転車なんかでビュ〜ンとやってきて
バックだけをかっさらって行く、
いわゆる「ひったくり」やら、
人混みに紛れてお財布だけを抜いて行く「スリ」だとか、
毎日、どこかで、
そんな軽犯罪が繰り返されています。
そして、
それだけで終わらないのが、
ここイタリア。
公的機関であれば、
例えば、
なんやかんやで
取られることはあっても、
増えることない「銀行」であるとか、
働いても、
働いた分貰えたりしない「お給料」とか、
メルカート時代の 元おやびん なんかも
そのいい例で、
そういうのが まかり通っている事が
普通なくらいです。
振る舞うことが大好きな、ある友人が、
日本に帰った時に
みんな喜ぶであろうと、
ちょっとした和食器を6客ずつ揃えて購入して、
ある日、和食パーティーをして、
皆が帰った後、
ふと見てみると、
ちょっとずつ何かが足りなくて、
それは例えば、
箸置きだったり
取り皿だったり
醤油差しであったりしたのですが、
「友人とて、安心できたもんじゃない!」
なんて憤慨していたのを思い出します。
それからは、
「味気ないけど、プラスチックの紙皿に紙コップ、洗い物が少なくて済むわ!」
と、豪語していました。
知人とて安心できない...
イタリアにいたら、
なおさら、
貴重品をどこに置いておくのかは
結構、悩ましい事であります。
「盗難対策、してる?」
→ どうしようもありません...
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