急展開 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



家が売れた...


そう誰もが思った、その2日後。

手付け金も支払われ、

正式に書類を起こす作業中

一本の電話が入りました。


「あ、あの、そのぅ、や、やっぱり、その金額は予算がオーバーしてまして...今回の話は、無かったことに、、、」


どうしても、この家が良かった彼と、

非常に現実的な彼女の間での討論の結果、

この家の購入は、無かったことになってしまったのです。


イタリア女は、やっぱり、強いです。


ロマンを追い求める男と

現実的に考える女。


この両者で、

勝ちを決めるのは、やっぱり、「女」なのでしょうか。


それよりも、

なによりも、

家が売れる!となった段階で、

ほとんど全ての不動産屋に

家が売れた報告をしたばかりで

また一から

連絡し直すのは面倒だから、

こうなったら、

家貸しに方向転換するか...と

思っていた大家さん。


ただ、ひとつだけ、

偶然にも、

あの colpo di fulmine(一目惚れ)シニョーラを連れてきた

あの不動産屋の兄ちゃんに

報告するのを忘れていた大家さん。


その大家さんの電話が

その時、

鳴ったのでした。









⬇︎今日もありがとう!


最後までお付き合い、どうもありがとうございます。