今年は、貴重。 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。






カメリエーラ、オススメのドルチェ。



「食後のデザートはいかがですか?」

そう聞かれ、

「あまり甘くないものを…」

と言ったら、これが出てきた。

甘い感じだけど、クリームは、ヨーグルトベース。




昔一緒に働いていた友人と


久々に、食事をする。



今も、エノテカで働く友人に、


聞いてみたい事があった。



「今年のオリーブオイルはどうか???」って事。



私が実際、


生産者さんに聞くのと、


実際、味見をしてみるのと


世の中の情報として流れている事とに


微妙なズレを感じていたから…だった。



まず、


今年のトスカーナ産オリーブオイルは、


圧倒的に少ない。



大型スーパーには、


新オリーブオイルとして棚に積まれているのは、


自社ブランドのみだ。



出来の良い年には、


私が美味しいと思う、高級オリーブオイルも


数は少ないながらに


置いてあることもあった、コープですら、


自社ブランドのみが山積みになっている。



で、


生産者さんは、口を揃えて言う。



「少ないけど、美味しいよ!」



「美味しい!」と言っても、


その中から表現出来る味は、


千差万別だ。



今年は、柔らかい…



これは、個人的に思った、今年のオリーブオイルの味だ。



そこに苦味が感じるようであれば、


葉っぱや茎の部分が入ってる可能性もある。


収穫量が少ないのだから、


そうした事もあり得る…というわけだ。



そして、色。



青緑のイメージの強い、搾りたてオリーブオイルだけれど、


今年は、


青いというよりは、黄色に近い。



誰も、


そんな話をしないので、


エノテカで扱ってるのは、どうだろう???


と思ったわけである。



「うん、確かに、少し黄色い。」



そう答えてくれた彼女が、


彼女の気にいるところの生産者さんの嘆きを


聞かせてくれた。



「もう、兎にも角にも、今年は少な過ぎて、『欲しい』と注文してくれる人に、必要な分、分ける事も厳しくて、値段を上げざるを得ないのも、理解頂きたい。」



そういえば、


ある生産者さんに注文の打診をしたところ、


躊躇された。



そんなこんなで、


今年のオリーブオイルは、


ある意味、


とても貴重なのだと思う。



生産者さんの思いがひときわ強い2019年。


じっくり味わいたい…


そう強く思う。




そんな貴重なオリーブオイルに、興味がある方は、

yuku810 ♡hotmail.com (♡を@に変えて下さい。)まで、

メッセージください。






「アロエ、食べたことある?」

→ 遠い、遠い、その昔に。





⬇︎今日もありがとう!






最後までお付き合い、どうもありがとうございます。




▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう