ますます、遠い | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




夏っぽい空。


風の強い日の朝晩は、
思ったよりも涼しくて、
今年の夏は過ごしやすいな…とか
思ったりする。



「今、日本に帰っても、やっぱ、大変よね。」


友人と、

そんな話になった。


噂で、

日本までの往復運賃が

すごく安くなっていると聞き、

調べてみると、確かに安い。

けれど、

2週間ずつの自粛期間は、

やはり長いし…

そう思っていた矢先、

「自粛期間のアパート手配をします。」

なんて謳い文句のサイトを見つけ、

試しに覗いてみたりする。


とっても素敵そうなアパートの写真。


魅力的であるが、

問題は、お値段。


シングルで、ワンルームマンションでも、

14泊の予算は、9〜11万。

2週間も生活するとなれば、

それだけに終わらず、

2週間という期間は、

単に、時間だけの問題ではなかった…と

今更ながらに気付いたりする。


となると、

ますます、遠くなる日本。


「今年は、日本に帰れるのだろうか…」


ため息まじりに話す友人もまた、

昨年は、日本に帰れていない。


遠いなぁ…


やり場のない思いに、

遠い目をしてしまう。


空はそれでも、

清々しい青である。



⬇︎今日もありがとう!






最後までお付き合い、どうもありがとうございます。