グレーな日。
朝からどんより、
小雨が降っている。
気がつけば、12月。
いやだ、いやだと言ってても、
行かねばならなかった、裁判所。
元オーナーことおやびんも
言ってみれば、元同僚インド人に
訴えるほどの恨みがあるのか?というと
多分、そんなに無いんじゃないかと思え、
一時期の感情の昂りが
裁判沙汰になっていることに
周りの人間の方が右往左往させられる。
その一人が、私、ということだ。
で、
いろいろ、考える。
だって、物事には偶然はなく、
全てが必然って、言ったりするから。
ここは、
私に何を学べ!って言ってるんだろう…か
なんて思うけど、
誰も知りやしないし、
私もわからない。
正直な話、
どちらとも揉めたくはない。
願うは、
そればかりだ。
もうこうなったら、
端的にものを述べるばかりだ。
そういうふうに、
腹を括ったのだった。