句集ホトトギスに 「被災地に不明者いまも涅槃西風」(藤浦昭代)とあります。
歌手の布施明氏が、彼岸西風(涅槃西風)を「福島第一原発の陸から太平洋に吹く風である。彼等を守る <彼岸西風> が、そよと吹く事を祈って止まない」
とも語っていたのを読みました。
春の風と言えば菅原道真が「東風吹かば匂い起こせよ梅の花・・・」と詠んだことで東風となっていますが、たとえばルネッサンスの巨匠ボッティチェリの「春」には西風が春をもたらしていますし、上記のような彼岸西風が春を呼び込むものとしています。
移動性低気圧は左巻き(逆時計回り)なので、東風は南東の空気をもってきますので、冬の寒い北風から暖かい春の風に変わり梅を綻ばせる風情を詠っていますが、地球の自転から偏西風が吹くので西風は季節を選ばないのかもしれませんね。
そんな西風が原発から市民を守ってくれた3・12の事件から9年経ち、そして10年目の1日を迎えました。
その後も熊本や北海道で大地震がありました。以前から注視されている関東は幸いなことに大地震が起きていませんが明日は我が身です。
備えとは何か?と言えば物的なものもそうですが、やはり最後は隣人仲間とのお交わり(関係)でしょう。
日ごろから皆と仲良くする、それは個人でも国家・自治体でも一番の防災だと思います。
歌手の布施明氏が、彼岸西風(涅槃西風)を「福島第一原発の陸から太平洋に吹く風である。彼等を守る <彼岸西風> が、そよと吹く事を祈って止まない」
とも語っていたのを読みました。
春の風と言えば菅原道真が「東風吹かば匂い起こせよ梅の花・・・」と詠んだことで東風となっていますが、たとえばルネッサンスの巨匠ボッティチェリの「春」には西風が春をもたらしていますし、上記のような彼岸西風が春を呼び込むものとしています。
移動性低気圧は左巻き(逆時計回り)なので、東風は南東の空気をもってきますので、冬の寒い北風から暖かい春の風に変わり梅を綻ばせる風情を詠っていますが、地球の自転から偏西風が吹くので西風は季節を選ばないのかもしれませんね。
そんな西風が原発から市民を守ってくれた3・12の事件から9年経ち、そして10年目の1日を迎えました。
その後も熊本や北海道で大地震がありました。以前から注視されている関東は幸いなことに大地震が起きていませんが明日は我が身です。
備えとは何か?と言えば物的なものもそうですが、やはり最後は隣人仲間とのお交わり(関係)でしょう。
日ごろから皆と仲良くする、それは個人でも国家・自治体でも一番の防災だと思います。