脳梗塞や心筋梗塞の【梗塞】ってなに? 

2020年6月6日土曜日

血栓症 生活習慣病 脳梗塞

t f B! P L
こんにちは ケーニッチです♪

だいぶ日が高くなり蒸し暑くなりましたね(;´Д`)



今日は冬に起こりやすいと言われている

脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす

血栓症の話をしたいと思います♪



なぜ 暑くなってきたのに冬の話?

と思われると思いますが 「冬に多い

というだけで年中発症する恐れがあるからです。




梗塞ってなに?



「そもそも 脳梗塞や心臓梗塞の梗塞ってなに?」

「言葉は聞いたことあるけど意味わからん…」


と いう方のためにわかりやすく説明します。



梗塞とは 簡単に言うと

塞がって流れが通じなくなる

という意味になります。



ここで言う梗塞とは血管が血栓により塞がって

詰まってしまう……


脳の血管で詰まってしまうと【脳梗塞


心臓の血管で詰まってしまうと【心筋梗塞


と 言われます。



そして 血管に血栓ができる事を【血栓症と言います。



血栓症とはどんな病気?



血栓症とは 血管の中に何らかの原因で、

固まってできる血の塊で血管が詰まってしまう

症状の事です。


血栓症が原因で引き起こされる代表的な病気が 


先にも出てきた

【脳梗塞】や【心筋梗塞】 です。



血栓はどのようにしてできるのか。



血液には血を固まらせる「凝固という性質と

溶かすための「線溶」という性質があります。



血管内の血液がスムーズに流れているのは、

二つの性質がバランスよく働いているからなんです。


ですが、血管が傷ついたり破れたりなどで出血

すると、止血するために「凝固」の性質が働きます。


そうすると、傷ついた血管を栓でふさぐように

血の塊ができる事から「血栓」と呼ばれています。

           

ウィルヒョウの3要素


これは余談なのでマメ知識程度に♪


ウィルヒョウの3要素とは 

血栓ができる背景として、3つの要因がある。

と ドイツ人病理学者であるフィルヒョウ(Virchow)

が挙げています。

  1. 血管内膜の状態の変化。
  2. 血液の成分の変化。
  3. 血液の変化。


1. 血管内膜の情痴の変化

   動脈硬化など血管や血管の内膜の変化

2. 血液の成分の変化

   血液の水分不足による脱水症状などの変化

3. 血液の変化

   血液の流れが滞ったり 乱れたりするなどの変化

※ 興味がある方は リンクを貼っているのでそちらから♪



血栓症は大きく分けると3分類される。



  • 生活習慣病が素になるもの
  • 60代以上の高齢者がなりやすいもの
  • 病気や年齢に関係なく起こるもの


では解説していきます。



・生活習慣病から血栓が起きるタイプ


高血圧高血糖脂質異常などの生活習慣病

ある人は動脈硬化を起こしやすい傾向にあります。


高血圧、高脂血症、脂質異常などの生活習慣病が

ある方は、血管の内膜を覆っている内皮細胞に

コレステロールなどの脂肪物質が溜まりやすく、

ヘドロのようにへばりつきます。



このヘドロ化したコレステロールや脂質物資が

剥がれると、剥がれたコレステロールや脂質物質を

異常とみなし、防御のために凝固の作用が働いてしまい、

血栓が作られます。



それが原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を

引き起こします。

      

・高齢者に起こりやすいもの


60歳以降の約10%以上に発生すると言われていて

※心房細動が起こると血栓ができやすくなる、


心原性脳梗塞が代表的です。



※不整脈の一種。心臓の心房が痙攣するように
 小刻みに動く。



心房細動が起こることにより、血流が乱れてスムーズに

心室へ送られなくなり 心房で血栓ができやすくなります。



この血栓が脳の動脈で詰まると心源性脳梗塞になります。



心房で作られた血栓は血管で作られる血栓に比べ

大きくなる傾向があり、重症化しやすい特徴があります。



・ 病気や年齢に関係なく起こるもの


同じ姿勢のまま動かなかったり、水分不足で血液が

ドロドロになることで静脈系に起こりやすい血栓。


ロングフライト症候群

エコノミークラス症候群が代表的です。



これは 長時間同じ姿勢でいる事により足の血流が

滞ったり、水分不足により血液がねばねばした状態の

時iに血栓ができ肺の動脈を塞いでしまいます。



これを肺塞栓となりますが、悪化すると肺梗塞になります。




血栓を予防するには…



血栓症を防ぐためにはどのような事に気を付けて

生活していけばいいのか…


生活習慣病の予防 

コレステロールが気になったら




生活習慣病からの血栓症



肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症などを

改善しましょう。

総合的にみて 一番効果的なのは適度な運動です♪

軽いジョギングや散歩など有酸素運動などが効果的です。



また 下半身や体感を鍛えて筋肉量を増やすのも

効果的です♪


食事においては、※【まごわやさしい】 の食事を

心がけると改善しやすいです♪

 
ま 大豆や小豆などの豆類のことです。タンパク質やマグネシウムの摂取に

ご ゴマ ナッツ クルミ アーモンド。不飽和脂肪酸やビタミンEの摂取に

わ わかめ 昆布 のりなどの海藻類。 ヨード、カルシウムの摂取に

や 野菜や根菜。ベータカロチンやビタミンCの摂取に

さ 魚いわゆる魚介類の事ですね。タンパク質、オメガ3脂肪、亜鉛の摂取に

し 椎茸、しめじなどのきのこ類。多糖類、食物繊維の摂取に

い じゃがいも、さつまいも、里芋などの芋類。食物繊維や炭水化物の摂取に



高齢からの血栓



定期的に健康診断などで心電図検査を受け、

心房細動があるかどうか確認します。


万が一 心房細動が見つかった場合ですが、

心房細動自体 治療が困難なので、血を固まりにくくする

抗凝固薬などで血栓を予防するしかありません。



心配な方は早めに医療機関の受診をお勧めします。



環境からの血栓



なるべく同じ姿勢を避け、屈伸運動をしたり

こまめな水分補給をします。


足上げ運動やかかと上げ運動など 座ったままできる

運動もあります♪


歩けるようなら散歩もお勧めです♪



まとめ



さて いかがだったでしょうか?



脳梗塞や心筋梗塞の素になる血栓症。



意外と身近な生活習慣病や座りすぎなどの

同じ姿勢。



そして脱水症状などでも血栓ができてしまいます。



これらの血栓症を予防するには まず運動。



適度な運動をして血流を良くしましょう♪



食事は まごわやさしい を心がけ、

コレステロールや高脂血症が気になるようなら、

血液がサラサラになる玉ねぎや食物繊維がたくさん

入っている野菜を摂取しましょう♪



また 青魚の鯖やイワシのオメガ脂肪酸なども

とてもいいです♪



水分補給もわすれずに♪



今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます♪

ケーニッチでした♪



関連記事







人気ブログランキング

↑ ポチっとおしていただけると 励みになります♪

管理人からの挨拶

このブログを検索

プレミアムウォーター

ページビュー

あわせて読みたい

  • 狭心症ってどんな病気? - こんにちは ケーニッチです♪突然ですが狭心症という病気はご存知でしょうか?日本三大疾患の1つでガンの次に死亡率が高いと言われている病気です。なぜ狭心症の話をしたかというと、実はボクも狭心症なんです……そして つい先日、「これ 発作なの?」と 思うくらい地味なやつが続いてとても不快な思いをしました。今日はボク...
ケーニッチ. Powered by Blogger.

フォロワー

QooQ