【夏の日本レッスン募集開始!】
7月に東京で、私がパリで行なっているアロマテラピーのレッスンを
初級から上級まで一気に集中してやります!!!
初級(全4回) 1日間
7月6日(土)10時30分から18時まで
中級1(全3回) 1日間
7月7日(日)10時30分から16時30分まで
中級2(全6回) 2日間
7月8日(月)・7月9日(火)10時30分から16時30分まで
上級(全9回) 3日間
7月10日(水)・7月11日(木)・7月12日(金)10時30分から16時30分まで
各級の中身はバラバラに受講することはできませんが(初級の第1回と第2回だけはNG)
初級(全4回)だけ、中級1(全3回)だけ、中級2(全6回)と上級(全9回)、初級から上級までと
組み合わせは自由です。
どこから始めても、どこで終わらせても、途中だけでもOK。
中級1からは、自宅でやる論文形式のテストに合格しますと後日修了証を差し上げます。
お申し込みはこちら→★
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こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
ある日、「あ、これブログで書こう!」と思ったテーマがあったのに
いざMacを前にして、まったく思い出せなくなりました。
書きたい思いばかり募り、まったく何を書こうと思ったのかわからず
なんとも気持ち悪い数日をすごしました。。。
で、思い出しました!よかった!
3月9日に行ったコラボセミナーの映像編集をしてたのです。
というか、編集をしたのはフランス人だったので、話している日本語と
スライドが合っているかどうかをチェックしなくてはならず
何回も聞いていたんですよね。
日本ではとても忙しく、その場しのぎで過ごしていたので
嵐のようにフランスに戻ってきて、すっかり忘れていました
あのコラボセミナーの内容を(苦笑)。
あ、もちろん当日はフムフムと聞いていたのですよ!
どれも素晴らしい内容だったのですが、今日お話ししたいのは長島先生のお話。
アロマをやっている人は「成分」にこだわってしまう傾向がありますよね。
1,8シネオールが70%とか、リモネンが80%とか。
でも、上位3つくらいの含有量を占める成分が
必ずしもその「香り」を決めている成分ではないことが多い。
例えば単体の「リモネン」を嗅いだ時に
うーん、これがグレープフルーツの匂い?と思ってしまうことがあります。
長島先生は、それを化学的にお話してくださいました。
で、香りをブレンドしていくときに
「成分」で頭でっかちになっていると、なかなか思い通りに作れないかもしれません。
世の中には調香のテクニックを教えてくれるコースがあったり(フランスなら調香の学校)
本にも調香の手順、コツ、この精油は全体の何%まで入れていいみたいな表があったりします。
アロマコロジーのときにも「私は調香を知らないし、教えられません」と言っています。
それはそういう学校だったり、専門書で学ぶことができると思うからです。
で、私はどうしているのかというと、「感覚」なんですよ。
別に「絶対音感」ならぬ「絶対嗅覚」があるとかではなくて
この精油は香りが強いから、少なめでよろしい。
この精油は香りが弱いから、多めに入れた方がいいかも。
という感覚があるんですね。
長島先生は、この「感覚」を化学的な数値にするという
すごい作業をしてらっしゃるとのこと。
計算すれば、思い通りの香りがどんな人にも作れるというわけです。
料理でいうレシピですよね。大さじ*杯、みたいな。
私は「塩は味を見ながら適当に入れてください」と言っちゃうタイプ。
そして自分は味を見ずに入れて、まあ満足な料理が作れるタイプ。
逆に「大さじ*杯」と書いてあっても、ぴったり計って入れないタイプです。
料理業界はよく知りませんが、シェフになるとしたら邪道なのでしょうか。
そんなシェフはたくさんいるんでしょうか。
でも、長島先生が数値にしたものを発表されたら
すごく見てみたいです!楽しみなのです!
香料と化学の専門家の方が示した数値と、私の感覚が
どれくらい似通っているか、確かめたい。
確かめてずれていたら、私も訂正しなければなりませんし。
でも、あのコラボセミナーのときにお話ししてくださったお話
「あ、私の感覚はずれてないなー」と確認できました。
もっといろいろな精油で確認したいです。
私がアロマコロジーでもお伝えしていることですが
数値があってもなくても、香りをブレンドしようと思う人には
是非是非、その精油の香りを感覚として捉えていただきたいと思います。
精油の香りも知らずに数値だけでブレンドを作るのだとしたら
コンピューターで作っても一緒だし
誰が作っても一緒で、個性はありません。
やっぱり感覚というその人ならではの個性があってこそ
香りのブレンドっていろいろな広がりがあって面白いと思うのです。
どんなに成分分析の技術が発達しても
調香師の鼻にはかなわないっていいますよね。
化学を味方につけつつも、感覚的な部分の遊び心は残していきたいなと思います。
両方のいいところ、取り入れたいですね。
私は感覚派
でも化学も必要!