いつ病院に行ったらいいのか | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

先日、真夜中に痛みで目が覚め

どうにもこうにも頭がギューっとしめつけられるように痛み

痛くて涙が自然とこぼれ、混乱してしまいました。

目の奥がズキズキ。首筋から左の頭部に激痛。

 

普段、「薬」という選択肢は最後なので

結局薬を飲まずにおさまることがが多い。

今回も、悠長にラベンダー精油をこめかみや首筋に塗り

凍らしてある保冷剤を頭部に当てたのですが

頭痛は悪化する一方なので、解熱鎮痛剤を飲みました。

 

パラセタモールという成分の市販の鎮痛剤(商品名ドリプラン)で

フランス人は何かあるとすぐに飲むような手軽なものです。

ですが、一錠1000mgで、これは強いなーと思ったので

半分に折って(切り目が付いています)、500mgを飲みました。

何年振りだろう、薬を飲むのは。

 

私も混乱していたので、異常に気づいた旦那も起こしてしまいました。

薬を飲んだからかもしれないのですが、このままいくと吐きそうな感じ。

軽い気持ち悪さも感じたんですよね。

 

もしや脳の血管に異常があるのではないか???

なんてことも脳裏をよぎり、旦那が救急に電話しました。

病院に搬送されたら、寝ている娘をどうしよう。

私は一人で行くのか?旦那がついてきてくれるのか?

なんてことを思いながらもズキズキ。

 

こういう場合、「病院に行く(というか運ばれる)」という決断は

容易じゃありませんね。

たまにある偏頭痛にしてはひどいし、痛みで目が覚めたり、痛みで涙が出るって。。。

脳血管なら早めがいいし。。。

 

救急に電話して、お医者さんを呼びますね、ということに。

お医者さんだったらいいのですが、救急隊員だったら大げさだなあ、とか思いながら。

ところが、すぐには来ないんですよ。

あちらがもっと緊急のものを優先しているのか、混んでいるのかわかりませんが

いつの間にか寝ていて、起きると2時間が経過していました。

 

薬のおかげか、痛みの波は過ぎていたようで、少しだけよくなっていました。

なので、また救急車に電話してもらって、大丈夫そうですとお断りしました。

 

普段から、私はレッスンで「いざという時は必ずお医者さんに診てもらうこと!」と

口を酸っぱくして言っています。

なので、医療機関に診てもらうというつもりではいましたが(精油だけで治そうとは思っていない)

激しい頭痛という、重大なのか、ただの頭痛なのかの判断がつかない場合

夜中だったりすると、本当に難しいなーと思いました。

 

結局、幸いなことに再び目を覚ました時に、症状が少し軽減しており

「これはひどい偏頭痛だったのかも」と思えて、お断りの電話をいれる判断をしました。

 

朝、起きると、頭はボーっとしていましたが、何より肩から首が痛い。

いよいよ、「ひどい偏頭痛」に確信が持てました。

原因は、極度のストレスです。

フランス語で12時間の講義をする日が迫っていて

夢にも出てくるくらい、緊張していたんですよね。

準備をちゃんとしているはずなのに、何か足りない気がしてそわそわ。

コンピューター仕事が他にもいくつか重なって

ずっとかじりつきっぱなしでしたから。

外にも出ない、目と肩を酷使、そして極度の緊張。

 

ということで、偏頭痛用のチンキを飲み

首筋と肩を温めながら、精油でマッサージ。

なるべく画面を見ないで、体を動かすようにして。

準備のためのせっかくの1日でしたが

音楽を聴いて目を閉じて横になったり

マッサージしたり、お茶を飲んでのんびりしたり。

やむを得ない休息です。

そのおかげでとてもよくなり、ストレスの元だったイベントも終わり

痛みはどこへやら、となりました。


今回は何でもなかったわけですが

病院に行くことや、医療機関に相談することは

安心にも繋がりますので、臆せずやって欲しいと思います。

決して自己判断で、自然療法だけに頼るのはやめてくださいね。

悪化する場合は、医療機関に相談してください!


フランスの病院🏥

今回の頭痛の種は、ここでの講義でしたが(苦笑)