本は素敵 | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

Covid-19の最前線で戦っている人に敬意と感謝を表明したいと思います。

毎日フランスのニュースを見ているので、そこで紹介されている方に感謝します。

Covid-19の患者さんを受け入れて対応している全ての病院の医師、看護師

お掃除を含めたすべての仕事をしてくださってるスタッフの皆様。

外出禁止となっている老人ホームで働くすべてのスタッフの皆様。

病院のスタッフにお料理を作って届けているすべての料理人の皆様。

近所にある病院のスタッフを無料で宿泊させているホテルや民泊のスタッフの皆様。

お年寄りのお買い物を手伝ってあげている若者の皆様。

少ないお給料で、感染の危険性がありながらもせっせと宅配をしてくれているスタッフの皆様。

感染の危険がありながら、私たちの毎日の食料の拠り所として開けてくれているスーパーの皆様。

私たちのちょっとの不安を解消し、適切なお薬を出してくれている薬局のスタッフの皆様。

私たちの外出禁止がきちんと守られるようコントロールしてくれている警官の皆様。

もっともっとたくさん感謝したい人はいますが、どうもありがとうございます。

 

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FB上でオススメ本をあげている人が増えました。

ブックカバーチャレンジバトンですね。

私はここだけの話、バトンってあまり好きじゃないんです。

お友達からメッセージが来て、バトン渡してもいい?と言われたのですが断りました。

理由は、お友達が少ないことと

みなさんそれぞれ自由時間って限られているし、好みも違う

だから、毎日誰かにバトンを渡すのは、私も負担だし、相手も負担かなと。

 

そのお友達も、ちょっと大変なんだよねーっと。

私が断ると、そのお友達の面倒も増えるので

バトンはIPAP協会内のページで「みなさんのオススメ自然療法の本」を

紹介したい人だけ紹介してもらう形にしました。

私は、そちらでアンドルー・ワイル著『ナチュラル・メディスン』をオススメしています。

協会員のみなさまの、とっておきの一冊がとても興味深いです!

 

FBの私のウォールでは、ルールを勝手に無視して、自分の好きな本を7冊

そのエピソードも含めて語らせていただきました。

そもそものルールは、表紙だけ載せてコメントをしないということなんですが

語りたくて仕方がない(笑)!

こと本になると、言いたいこと、考えたこと、思い出、いっぱいあるんです。

 

7冊の本、私は全部一気に厳選して、文章も書きました。

①『論文作法』ウンベルト・エコ

②『ウィルスと他者の世紀-エイズ意味論、エイズ芸術-』日向あき子

③『ポンピドゥー・センター物語』岡部あおみ

④『AKIRA』大友克洋

⑤『マリー・アントワネット』シュテファン・ツヴァイク

⑥『国境なき医師団を見にいく』いとうせいこう

⑦『超芸術トマソン』『芸術原論』『東京ミキサー計画』『反芸術アンパン』赤瀬川原平

の7冊を選びました。あえて自然療法系の本は外しています。

 

1冊だけだと「最近読んで印象に残った本だろうな」くらいしか思わないのですが

毎日、挙げられている本のラインナップを見ていくと

大げさかもしれませんが

その人の人柄や考え方、嗜好が見えてくるような気がします。

 

ただ、私の場合は、渡仏前後(今から20年前くらい)は現代アート街道まっしぐらで

ものすごい量の本(思想の本、文化比較論など)を読んでいました。

こっちにきて、アート街道を外れてからパッタリと本を読んでいません。

そして、アロマを勉強し始めた頃から、またアロマや自然療法の専門書を読みまくっている。

という背景があり(しかも、フランスに持ってきている本も限りがあって)

こんな90年代なラインナップになっています。

 

7冊を俯瞰してみると、私が好きな人物像というのが見えてきます。

一言で言うと、インテリだけど先鋭的、革命的視野を持つ人、かな。

そういう人たちの書くものを読みたいんです。

そういう思想から刺激を受けたい。

 

友人たちの本は、私が知らなかったその人の一面が見えて面白いです。

(結構みんな本にまつわるエピソード語っているので特に)

ここに影響をうけていたんだー、意外。

そんな出来事があったんだねー、とか。

こういうことを大切にしている人なんだ、とか。

 

人のお家に招かれて、まず見ちゃうのは本棚です。

どんな本が多いのかで、その人の生活、頭の中まで勝手に想像しています。

「こんな本を読むんだねー」なんて話がはずむこともあります。

私が興味を持っているジャンルの本が並んでいると安心するし

逆に知らないジャンルの本ばかりだと、その人に興味が出ます。

 

本を読むという行為は単純かもしれませんが

「なぜその本を読もうと思ったのか」の連続で

その人の本棚が形成されますよね。

今は、その本棚を見なくても、FBでうかがい知ることができる。

このチャレンジ、とても楽しめました。

 

家に引きこもっている間、FB上ではみなさん活発に活動されていましたね。

私は、家事が増えたのもあるし、今後のことをじっくり考えたくて

ほとんどアロマや自然療法のお仕事につながる活動はしていませんでした。

4月の日本セミナーが中止になったので、オンラインセミナーをやったくらい。

本当はみなさんが開催しているセミナーとか参加してみたかったのですが

1時間や2時間、集中することも意外と難しくて。(家族が家にいますからね)

 

あー、これ聞きたかったなあ、と思うものも途中からやめて

自分の思考回路の整理と、今後の展開について作戦会議に集中しました。

そんなときに、本を紹介するチャレンジが舞い込んできて、いい機会になりました。

デジタルデトックスまでいかないのですが、自分の内面を見つめることができ

これからはこんな感じでいきたいな!という指標も見えてきました。

 

本を読むのも面白いし

他の人がどんな本を読んでいるのかも面白い。

みなさんは、どんな本を読んでいますか??

 

 

 
引っ越しで残した本たち。この辺、また読みたい📚