油の講座を受けましたー! | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

先日、IPAP協会のオンラインミニセミナーで登壇していただいた鈴木晶絵さんの

油の講座を受講しましたー!!

もう10日以上たっているのですが、FBグループでの質問で大盛り上がり!

他のみなさんもすごく刺激的だったようです。

私も油のことは少し勉強したつもりでしたが、本当、「つもり」でした。

ただの油だけじゃなくて、この世のあり方まで考え直すような

ぐるんぐるんと揺さぶられる講座でしたよ!

 

実は数年前から、油の講座のことを聞いていて、受けたいと思っていたのです。

ですが、タイミングも悪く、なかなか機会がなくて、やっと!!!

でも、あれから数年たって、私の「油への理解度や興味」も成熟して

いいところでの受講だったかなーと思いました。

 

ちょうど今、キャリアオイルの資料をひっくり返してまとめているところなのです。

日本語のキャリアオイルの本って、なかなかいいものがない(←買った本が残念だっただけ)。

フランスにちょっといい本があって、それを中心にまとめていたのですが

キャリアオイル(アロマテラピーやコスメの基剤)としてだけでなく

そもそもの油について、もう一度勉強し直したいなーと。

 

すでに勉強したこともあり、最初は復習という感じで進んでいったのですが

いただいた資料がすでに1冊の本になりそうな充実度。

植物油編と動物油編に分かれていて、4時間のレッスンでしたが

「何を選ぶか」というのが非常にクリアになりました。

これ、絶対にオススメです。

内容は難しいですが、資料も充実、アキさんもゆっくり確認しながら話してくださるので

とても勉強になりますよー。

 

ネタバレしてしまうので、内容は受講してのお楽しみとして

私がしてきた油の選択肢は、よかったのだなーというのがホッとした点。

私が今回すごく聴きたかったのは

ここ数年、オメガ3を摂るというのはよくないんじゃない?という言説。

ずっとオメガ3神話があったのに、急に出てきた。

でもフランスでは、反オメガ3言説は出てきていないんですよ、まだ。。。

だからどうしてなのか、その背景とか、しっかり知りたかったのです。

 

ただ、私は一度亜麻仁オイルだったかなー、買ってみたんです。

ふたを開けて、これは食べられない!と思って以来

オメガ3を油でとることは拒否しています。

亜麻の実をそのまま食べることもしましたが、別に好きじゃないし。

お魚はいいものがあまり手に入らないので、レストランでしか食べない。

というわけで、そもそもオメガ3は(意識して)摂取していません。

 

でも、健康相談をしたり、レッスンの資料を作ったりするときに

なぜ、他の自然療法の本でガンガン勧めているかな、と。

やっぱり必要なのかな、という一抹の不安はあったわけです。

今回、お話を聞いて、私はやっぱり自分の直感を信じて

オメガ3推しはしないでおこうと思いました。

(いつも迷いながら省略してたんですよねー)

 

オメガ3は特に摂っていない他に、私がお料理で使っている油も

まあまあいいチョイスでした。(私が考える健康という意味で)

私は生産者さんから直接買っているフランスのオリーブオイルを使っていて

あとは日本で買ってくる焙煎ごま油。

菜種油もいいと言われて使ってみたのですが

あんまり美味しいと思えなくて、今はこの2つ。

あとはバター。

揚げ物は家ではしません。面倒くさいから(苦笑)。

たまーに外のレストランでフライドポテトを食べることもありますが(ステーキなどについてくる)

ファストフードは年に2回くらい?だし

家では揚げるんじゃなくてオーブンで焼いています。

だから、あんまり心配な油を摂っていないのかも。

(煮物やスープが多いしなあ)

 

とはいえ、油って、いろいろなものに入っています。

お菓子にも、ケーキにも、加工食品なんかにも。

でも、ケーキはなるべくいいパティスリーのもの(=いいバターを使っている)にして

回数を減らしていますし、家でよく食べるチョコもちゃんとしたショコラティエのもの。

いいカカオバターを使っています。砂糖少なめでね。

スーパーのクッキーとかスナックとかは、本当に食べません。

多分平均的なフランス人より、油を摂る量も少なく、質もいいのでは?と。

 

それから、コスメ基剤としての油のチョイスですが

私は2度、あるオイルが原因じゃないかなあーという顔のブツブツを起こしていて

(油だけじゃなくて、ストレスの方が確実な原因ですが)

キャリアオイルの酸化度はすごく気にしています。

酸化度=油の組成なんですが、これもアキさんのレッスンで復習できました。

 

キャリアオイルも、それぞれたくさんのメリットがあって

本当は私がブツブツを起こしたオイルも素晴らしいので使いたいんですが

私には合わない。(他の人によくないわけじゃないと思うんです)

その中身がバリエーションに富んでいるからこそ

こういうときはコレ、ああいうときはアレという風に使い分けできるんですよね。

そのメリットとデメリットの説明が、組成としてきちんとできるというのは

今回レッスンを受けてよかったことの一つです。

 

塗るのも食べるのも、油は油。

どれがどういう風に体に作用するのかは、考えながら使いたいですよね。

 

あとは、油でも食べ物でもそうなのですが

「これが**にいいよ!」というのが

急に「やっぱりよくないです」と変わることがよくある。

その背景にはやはり巨大なマーケットがあって

誰かの思惑が動いていることも多いのです。

アキさんはたくさんのグラフや表を引用してくださいましたが

歴史的に考察すると、いろいろ面白いですよね。

 

そもそもの性質ではないところで

「これを売り出そう!」という誰かの都合で急にクローズアップされていたり。

マーケティングに乗せられないで、環境のことも考えながら

体の中での代謝を考慮しつつ、お財布とも相談しながらチョイスする。

これ、なかなか面白いゲームです。

全部クリアできる「最高の油」なんてないのですが

自分がどこに重きを置いて、どこに目をつぶっているかが重要ですね。

いろんなヒントが散りばめられていて、私のレッスンもますます充実しそうです!

今、いろいろ書き換えています。

 

アキさんが次にいつレッスンをされるのかわかりませんが

気になる方は是非チェックを!→

8月にやるかも?とのことですよ!!



バターはオススメの油でした🐄