精油の品質比較プロジェクト! | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

みなさま、どこのブランドの精油を使っていらっしゃいますか???

そのブランドは「なぜ?」使っているのでしょうか?

 

私が代表を務めるIPAP協会では

日本で売られているさまざまなブランドの精油を比較したリスト作りのプロジェクトを

ひっそりと進めております。

協会側、私個人も「これがよくてこれはダメだよー」と言うつもりはまったくありません。

使うか使わないかを決めるのは、リストを見た人です。

比較リストなので、値段の比較もできるし

香りの比較もできるし

オーガニックじゃないのかオーガニックなのかの比較もできるし

産地の比較もできる。

いろんなことがわかると思います。

ご自身のこだわりを叶えてくれる精油ブランド

探せるのではないでしょうか。

 

アロマテラピーの世界に足を踏み入れてから

ずっと精油の品質を眺めてきました。

私の中での「良い精油の基準」はあります。

が、医療系の人の基準や、どこかの協会の基準や

はたまた個人の基準というのは、まったく違うんですよね。

だから私の基準を押し付けるつもりもないんです。

押し付けはしませんが、見るべきポイントはあるんです。

 

面白いご意見をいただきました。

「メーカーに問い合わせたらこんな返答がありました。

だからいい精油ですよね?」という趣旨。

その方が、というよりメーカー側が**の厳しい基準を遵守しているので

良い精油ですよ、と言っているのです。

が、私にしてみれば「それって当たり前じゃない?」という基準でして。

そこ、スタート地点なんですよ。

その基準は、EUで精油(やコスメなど)を流通させるにあたって

クリアしないといけない最低限のもの。

食品衛生法を守っているからと言って

最高級のチョコレートと言えないのと一緒です。

 

でもEUのものですし、日本の人が知らないのは当たり前で

「EUのナントカ庁の**基準をクリアしてますので」って言われたら

なんかちゃんとしてそう、品質にこだわってそう、と思うかもしれませんよね。

 

私はフランスに住んでいるので

フランスで手に入る精油に関しては、他の人よりも少し知っていると思います。

フランスのサイトで精油を買う時

決まりではないかもしれませんが

絶対に書いてある情報があります。

それは、EUでは今はパッケージに書かなくてはいけない情報です。

 

が、意外や意外、イギリスのブランドで学名とか抽出部位とか産地とか

触れていないところがいくつかあって!

これわからないのに、売っているの?

これわからないのに、買う人いるの??

と、私なら思ってしまうのですが、実際のところはどうなのでしょうか?

調べてみたら、フランスと一緒で

書いてあるところはきちんと書いてありました。

 

とにかく、他の「外国」はわかりませんが

フランスで精油を買うときは、かなり情報が開示されているので

買うか買わないかはサイトやパッケージを見て決められます。

買った後、使ってみてリピートするしないは、さらに別問題。

最低限のスタート地点が、日本に比べてフランスはちょっと厳しいと思います。

だからこそ、私の「ここを見るといいよ」ポイントもお伝えしながら

みなさんが「リスト」から判断できるようになっていただきたいなーと思っています。

ま、そんな授業もアロマテラピー中級1という講座でやっていますが。

 

このお話を、プロジェクトのスタッフにオンラインで力説しました。

その後のディスカッションが盛り上がって、私もいろいろ勉強になった!

3人寄れば文殊の知恵というけれど、いろいろな意見が出て、考えて

自分一人では思いつかなかったようなレベルの思考ができますね。

 

いろいろなブランド(海外から輸入されているものも含め)を

じっくりと比較できるリストを作っていくつもりなので

IPAP協会でご意見をくださった方は、楽しみにしていてくださいね!


日本で買える精油リスト、いいもの作りまーす❗️